YOSINO営業マンから聞いた話 について (マメ知識)


今現在、日本の石膏ボードのシェアは85%が吉野で、残り15%が八千代です。
いつも何気なく使用している石膏ボードですが、その性質をご存知ですか?
化学工場より出される廃棄物を安全に処理するため、酸化物にカルシウムを混ぜて、石膏が出来上がるわけです。もともとはただのゴミだったわけです、中性で人体に無害であり(豆腐やアイスクリームにも凝固材として入っています)、耐火性能が高いという利点が認められ、今に至っているわけですが、なぜ耐火性能が高いかというと12㎜×910㎜×1820㎜版には水が3Lも入っています。それが、火をあびると蒸気になって表面温度をさげるのです。また表面の紙は接着剤で貼っているわけではなく、固まる段階において紙の表面に食い付く石膏の性質を利用したものです。ですから安全なのです。最近はいろんな商品が出ています。スーパークリーンやスーパーハードや和・洋・化粧吸音ボードなどデザインの幅も広がってきました。
また遮音性能についても、同じ厚みならコンクリートより格段高くできます。(たとえば映画館の隔壁などは70cmもある乾式工法によるものです)さまざまな界壁があります。
普段、仕上げ表に何の疑問も持たずに書いているPB(プラスターボード)ですが、素晴らしい材料です。5月に起きた事務所炎上のときも、このPBのおかげで、私の一命を取り留めたのです。(笑)
私は最近「建築材料巡礼の旅」を実践しようと心がけています。ちなみに吉野石膏の工場は袖ヶ浦にあります。たまには一度見学に行くのも楽しいものです。
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by sogatoru | 2009-10-06 18:29 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)
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