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明けましておめでとうございます。


今年の正月は国内で寝正月でした。唯一の外出は初詣です。
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ここに、我が家のお墓があります。ひょっとしたら近いうちにお世話になるかもしれないので、今のうち、ごまをすっておかないと!ポイントを稼いでおかないと・・・。(笑)
そして、ありがたい経を読んでもらって、お護摩をたいてもらって、これで、一安心なのかも・・・・?です。おみくじも吉。まあまあのスタートは切れた感じです。
今年のお正月は、とにかく、動かない事にしました。
昨年は、正月に海外旅行をしたので、仕事をスタートした途端にあわただしくなり、息切れしたものです。(笑) やはり、正統なお正月の過ごし方は「自宅で安心しながらゆっくり」なのだ、と言うことでしょう。安心(アンジン)とは仏教用語で心が乱れないという事らしい。安心できるお正月を越せるというのは幸せな事です。
新聞や雑誌でよく見かける設計業、建設業の社長が述べる新年の抱負。
それぞれサスティナブル建築について述べていました。 サスティナブル建築とは、地球環境や人への負荷を極力抑え、長寿命化によって、環境をできるだけ維持し続けられることを考えて計画・建築されたものを意味します。もと日建設計社長林さんが言っていた。「寿命を設計する」が印象的でした。私のようなちっぽけな事務所でもリファインの仕事も来始めているし、いずれ無視できないテーマが到来するのでしょう。
また、昨年末新人募集の案内を出したおかげで、このお正月は多くの若い方とお会いしてお話を聞く機会が出来ました。
そこで感じたことですが、20代前半の方でさえ将来の危機感が迫っている事が理解できている事に、驚きました。 私の20代前半は危機感など全くなく、自分の将来の夢に邁進していたものでしたが・・。
10年後20年後の自分のために、職業を選びたいが、どこも募集していないという現実があることに建築業の未来が心配になります。企業も即戦力がほしいのか?経験者を優先するものだから、新人が育たない。確かに建設会社も人員整理している今、新人を受け入れ教育する余裕などないのでしょう。 また大企業も大学卒や院卒など新卒を前提に募集してしまっているから、一度ドロップアウトしてしまった人達らからすると、目の前が真っ暗状態。大企業が目先の利益を優先させて派遣や契約など、身勝手な雇用をし続けると、日本の未来が危うくなります。時間をかけて育ててほしいものです。いまや死語なのか?「手塩にかけて」。
建設の技術は簡単には身に付きません。この世界一の技術力を途絶えさせてはいけない!そう感じたお正月休みでした。
by sogatoru | 2010-01-07 14:59 | 独り言
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