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感動した本 「仕事に活きる 禅の言葉」

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普段は馬が走るコースを人間が走ります
昨日は競馬RUN in 中山競馬場 の日でした。
当日は府中でGⅠがあるのに、私は中山で競馬RUN。馬券やってるスタンドよりも、RUN組がいる内馬場の方が混んでいるという異常な事態。笑
これでも中山の砂は固い方と言ってましたが、やはり所詮砂は砂、足を持っていかれます。
かなり疲労します。よって、早々棄権し(家内だけに走ってもらい)、スタンド内で、ビールを頂き、読書していました。
たまには晴天の下、こういう日曜の過ごし方もいいものです。
 先週、頂きましたこの本のタイトルは「仕事に活きる 禅の言葉」です。
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作者の島津さんとは、前の会社で一緒でしたが、退職されて早いものでもうまる2年になります。
私の方が社歴は長かったのですが、彼は早々と出世し、社長歴も重ね、私とは全く違う上の次元に駆け上がっていきました。
しかし、先週連絡を頂き、わけあって、久しぶりにお会いしたら、元気ハツラツ、昔と全然変わっていない姿を見て安心しました。改めてキレル(頭の回転が良いという意味)頭脳の持ち主でした。今は仏門に入られて、禅マスターになっておられました。
その本の中で、心に残った言葉を紹介します。
「即今、当所、自己」
過去や未来を気にするあまり、今この一瞬がおろそかになってはいけない。常に一瞬一瞬を懸命に生きていれば、結果が悪くても後悔はしない。
「利益」(りやく)
自分の利益(りえき)より、まず先にお客様の利益(りやく)を提供する。
これは常々、完成する建物に記念碑として貼っている 「ARCHITECT AS SEVANT」 建築家(作り手)は社会の奉仕者に。と同じ思想ではないでしょうか。
そして「初心」 
始めた頃の初心だけではなく、年齢に関係なく老後になっても、その時々に初心がある。つまりその時々に才能や可能性を全て使い切る事が初心の意味。

今、地域密着での設計のお仕事を請けさせていただいていますと、狭いエリアですから、知り合いの業者さんと競合してしまうケースがあります。
今までは、争うことが嫌いな自分の性格から、即、お仕事を遠慮させて頂いていました。
しかし、それでいいのか? という疑問がいつも頭をよぎっていました。
「即今、当所、自己」「利益」「初心」の考えに習えば、私の行動は間違っていたと思えてきました。
人生の時間は限られています。残りの時間を、何のために、どう生き抜くか? 
変わらないと!
by sogatoru | 2014-05-12 17:43 | プロフィール
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