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12月12日 大成建設の設計者ら3人書類送検


渋谷・温泉施設爆発、大成建設の設計者ら3人書類送検
当然の事だが、設計者も簡単に罪に問われる時代がやってきた。今回の大成の設計社員は命に関わる重要な事項を説明しなかったとして罪に問われた。宅建業法の重要事項説明にあたる内容の設計版なのか?
設計事務所として、コンプライアンス対応には最新の注意が必要であることはもちろんだが、不可抗力で発生する問題は避けられない。
今日も、私のところで、起きた問題のこと。今現在、民間申請機関に確認が提出されている案件で、申請中のものと工事中のものを合わせると約20件は動いている。そのすべてに完了検査があるが、100平米を超える法人名義の2階建て案件は中間検査があるということが判明した。それも、もうすぐ完成だというタイミングである案件が、この問題にひっかかってしまった。 また、おめでたい事に確認申請書の副本には特定工程(中間検査)の欄が空欄になっているから、審査機関にもミスがある。
ついでに言わせてもらえば、この案件、倒産した施工会社の跡を引き受けて、施主から依頼され、設計者変更届けを提出し工事監理者を私にした直後での問題である。私には関係ないよ!と言いたいのだが、法律上はそうはいかない。はてさて困った。完了検査が受けられない。しかし士法上はペナルティの減点の対象だそうだ。つまり4点で1カ月の営業停止の事件になる(困)。常に問題は思わぬところから起きるもの。しかし、有難いことには、今年になって多くの案件でお世話になっている申請機関が、私が営業停止になると困ると言う。いろんなウルトラQを授けてくれる。なんとかなりそうである。ホッとはしたが、また明日何が起こるか解らない。心の準備だけはしておこう。
by sogatoru | 2008-12-12 16:47
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