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3月7日 消防士がひとり死亡。

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今月の日経アーキテクチャーの表紙を飾っている写真である。こうして残骸を見ると対岸の火事ではすまされない。消防士が1人死亡した。
2月9日に起こった中国のテレビ文化センター(TVCC)の火災現場写真である。
無許可で花火を打ち上げ、その火が引火したのが原因。なんでこんな悲惨な残骸になったのか?
2階~25階にテナントであるマンダリンホテル部分に、大きな吹き抜けがあり、そこが煙突効果になり火のまわりが早かったとのこと。さらに不運にも高層ビルにはつきもののスプリンクラーが作動しなかったらしい。
日本でも省エネ建築をうたい文句に、中央が吹き抜けの高層ビルが増えてきている。
この惨劇を受けて、日本でも、これを教訓に、中間階に避難階を設ける等の法令を検討しはじめているが、原因はそこだけだろうか?
私は当日のあの光景を見て思う。あの中国の花火は異常なほど威力がるというか、ロケット花火にしては、誰も花火の域を超えている花火だと思わないのだろうか!
もし人にでも当たったら大けがするに違いない。
命の重さに対しての疑問を感じる中国の一面を見た気がした。非常識では有名な国。4年前、一人で10日間ほど中国を旅行したときのある光景を思い出す。鉄道やバスなど、駆け込み乗車は当たり前、ドアが閉まろうものならグループだと、誰かがドアを押さえ込み閉まらないように固定させてしまったりこじ開けたりする。
更に、特急などではいち早く座りたいが為にドアから乗車ではなく窓から乗車。荷物も窓から押し込み、人間も踏み台を使って窓から乗ります。乗り切れないと繋ぎ目・屋根などにまで乗ってしまう始末。
道路交通に関してはチャリが多いのは有名だが、信号の意味なしで、赤でも平然と交差点を渡って行き事故れば、赤信号無視した人が激怒し、ちゃんと信号守ってる人が謝る始末だ。
更に歩行者も赤信号は関係なしです。毎年、軍事費がどんどん増えている、こんな国と対等に渡り合っていかねばならない将来が不安で、心配である。

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by sogatoru | 2009-03-07 18:13 | ニュース
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