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11月30日 じゅうたんを敷いたら

イタリアの建築家にカルロスカルパという人がいます。かなり好きな部類の建築家です。
その人が言いました。「10M離れた壁はコンクリートで、5M離れた壁は大理石で、1M手前の壁になったら黄金にする」。これはきっと身体感覚における材料と距離間の問題だと思います。実は今日、我が家の床のフローリングにじゅうたんを敷きました。その結果どうなるかと言いますと、イスでの生活スタイルから床にベタッと寝ころんでくつろぐようになります。いずれコタツがいすわることになるでしょう。これが以外と狭かったリビングが広くかんじられるのです。やっぱり日本人だなぁって感じるのは座ると解ります。これもスカルパ先生の言葉を借りれば、土足なら大理石で、スリッパならフローリングで、裸足なら畳かじゅうたんって言うところでしょうか?身体感覚と床の素材感(距離感覚)の関係で言えば、足の長い外人と短足の日本人だから言えることか(笑)。触って気持ち良さを感じる技術は、世界的にも日本人は優れていると思うところです。日本女性のお肌がきれいなのもきっと・・・・(笑)。
ちなみに一階の客間の床は大理石ですが、一度も寝ころんでくつろいだことはありません。夏はひんやりして気持ちいいのですが、体を預ける気にはどうしてもなりません。木材の表面加工や仕口を高精度なまでに仕上げる匠の技、素材を皮膚感覚で扱う建築技術と、寿司やさしみ、の料理に至るまで・・・・・。、年末になると忙しくなるばかりではなく、お歳暮の文化、しきたりまで、日本人であることをつくづく感じる。今日西武デパートで、1時間も待たされる、お歳暮の手続きを見ながら、1年の全てが年納めに向けて流れているかのごとく感じてしまった。
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by sogatoru | 2008-11-30 22:58 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)

11月29日  初めてのエアロビ

高血圧が原因で足止めされていたが(恥)、ようやく、スポーツクラブに入会できた。即、「初めてのエアロ」のレッスンに参加した。約20名でのレッスンだった。うち男性が2人、どちらも60歳代らしい風体。女性も40~60代のようだ。その中で、初めてのエアロだった。最近、体力の衰えを痛感している自分としては、レッスンに最後まで、ついていけるのか?これが最大の不安だった。
ましてや、このご老体メンバーの中に交じっての私としては、かなりのプレッシャーに感じられた。だから途中こっそりと抜けだせるように入口の近くのポジションを確保した。つもりが・・・・。女性インストラクターさんが「初めてですから、こちらへどうぞ」。
直近のお隣に配置させられた(焦)。それも鏡の目の前、最前列だ。インストラクターのおしりとくびれた腰にどうしても目がいってしまう(笑)。それに引き換え私の肉体ときたらおそらくインストラクターの3倍以上はあるお腹、鏡を直視できません(冷汗)。30分の踊りに耐えるしかない(苦)。  60代をなめてはいけません。すごい元気とパワーの持ち主。なにが後期高齢者だっていう感じである(笑)。あきらかに私より体力がある。20分を経過したあたりから、脇腹の痛みも薄らいで、だんだんハイになってきた。その勢いは止まらず、結局「俺ってまだまだ若いぞ(嬉)」。と感じた次第である。そして帰りにサウナにつかり、体を冷やし、帰宅した。1時間ほど昼寝をしたら悲劇である。「起きられません」(痛)
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by sogatoru | 2008-11-29 20:48 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

11月27日 忘年会でフグ堪能

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旨かった。記憶になかったほどの、初めての特上コースとらふぐ
お互いに年末になると忙しくなるし、肝臓も休めたいほうなので、早めに会って年おさめをやりましょう。ってことでフグで一杯となった。ここは船橋にある古くからあるお店。舌に「しびれる」旨さとはまさにこのこと。さしみからふぐしゃぶ、そして揚げ物から鍋、とどめは雑炊。驚きの味の連続の後は勘定で驚いた(焦)。さいふの中はスッカラピン。というのはうそで、お互いに私が、いや私が、いやいや私が、3人そろって、払いたがり屋で・・・。でも最後は一番のそれもダントツのお金もちのT様が支払ってくださった。(感謝) ダチョウ倶楽部の漫才のネタ風になった(笑)。(もしK君が払っていたら彼の3カ月分のこずかいがパー)悲。
来月、K建設へ転職するK君が「来年はお金持ちになりますから私が持ちます。」でのお開きとなった。
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by sogatoru | 2008-11-28 10:17 | Trackback | Comments(0)

11月26日 バカ高! 「血圧」

かなり飲み疲れだ。昨日の飲み会と言うより、このところ一日置きに飲んでいる内臓からくるものだ。また明日もだから。だから今日は休肝日にしたい。打ち合わせの後の食事会や久し振りにやってくる友人、それに遅くまで頑張るスタッフとの一杯。どれもこれも大切なお酒でありコミニュケーションだ。今日こそは腐った肉体を変えようと思い近所のスポーツクラブに入会の手続きに行った。ところが入会を拒否されてしまった(怒)。血圧を測ったら医師の承諾を得ないと入会させられないというのだ。「ふざけんな」である。クラブの中を見学したら、ほとんど老人の社交場と化していた。「だからこんなにたくさん血圧計があるんだ」と納得した。血圧だけを見たら私はすでに老人だそうだ、仕方無い、今日は一日だけお酒を抜いて明日病院に行こう。明日はフグを食べられるお店を予約しているから(笑)。
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by sogatoru | 2008-11-26 18:39 | Trackback | Comments(0)

11月23日 名作「私は貝になりたい」

中居演じる清水と仲間演じる房江は田舎で床屋を営んでいた。
ようやく店が形になってきた時、清水の元に赤紙が届く。
足が悪いにも関わらず、清水は徴兵にかりだされた。
ようやく終戦を迎え、家族の元へ帰った清水。やっと平和に戻れると思ったその時。
「戦犯容疑で逮捕します」
清水は戦争中の事件の戦犯として逮捕されてしまう。
下っ端の兵など馬や牛と同じ。上官の命令に背くことなどできない。
(旧日本軍の)日本人の当時の精神が、アメリカに理解されるわけもなかった。戦争の理不尽さというものは先日の「靖国」でも同じように辛く消せない悲しい現実である。
閣下演じた石坂の死に様がかっこよく、死刑台を前にしての「アメリカのハーグ条約の破綻の指摘、部下の減刑要求。」自分自身も戦争の被害者だったのに。このあたり、今でも日本側からもっと強く、アメリカに主張するべき内容だと思う。
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巣鴨プリズンとあるが、解体された豊多摩の監獄と同じで、屋根中央からのトップライトが建物の吹き抜けを通して一階まで陽がさす構造になっている。監獄という冷たく威圧的な印象はなく寄宿舎さながらの雰囲気だった。
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また室内の作りも凝っていて、まるでコルビジュの小さな家のようでもあり、いろんな工夫がされていた。机の天板が蓋になっていて、開けると洗面台になっていたり、トビラの下部が小窓になっていて食事の出し入れ用になっていた。壁の角も丸くなっていて、自殺防止を考慮されている。それと平和な日本ではもうあまり気にしなくなったが、絞首刑の部屋の番号は定番の13であり、そして絞首刑台は十三階段で上がる(怖)。
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by sogatoru | 2008-11-23 18:24 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)

11月19日 GAギャラリーでの建築展

また書籍代がかさむはめになった。
ここはGAギャラリーでの建築展。
磯崎・石山・山本・伊東・・・・あとは若すぎて私には、何も言えね~(笑)←水泳の北島風に
ここに来るとどうしても、勢いで買ってしまう癖がある。
世界の建築鑑賞4巻セットのビデオをつい買ってしまった。そしてまたMEXICOである。
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今マイブームはメキシコ建築、その話はまた明日にでもするとして・・・・
今、ここでは模型展を開催している。久しぶりに見た磯崎新の中国の湿地美術館には驚かされた。さすが老齢ながら未だ健在ぶりを発揮していた。最近発表作品が少なくなったと心配していたが、単に発表しなかっただけのようだ。ひよこ若手建築家が横行している昨今の建築雑誌の内容に嫌気がさしてか・・・特に最近の住宅特集はひどい、若すぎて、軽すぎて、読む気にならない。30代ですでに建築を知り尽くしたかのようなコメントを吐く自称建築家を平気で載せる雑誌にいつからなったのか。プロフィールの顔写真が斜めで、それもキザな写真写りだったりするとそこだけマジックで塗りつぶしたくなる。昔のように重い内容で、ドシッと腹に響くような建築の何と少なくなったことか・・・(残念)。年齢制限したほうがいいかもしれないと思う。今度建て主にスポットを当ててその後どうなったか?住宅特集をくんでほしい。芸能人の「あの人は今」みたいな(笑)。きっととんでもないことになっていると思う。「住宅版、結晶の色」←知らないか!(大金をかけて作った話題の建築だったが、完成後まもなく解体された。)あるいは係争中だったり・・・・。
このGAギャラリーも老朽化はしていると思うが、その当時の時代精神は今も感じる。何年経っても若さを感じるデザインである。
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ここに来ると、原点を感じると言うか、本質と言うか、いろんな与条件の中で、削り取られていき最後に残った潔さみたいな・・・・すがすがしささえ感じる。造り込み過ぎず、また造らなすぎず、ほどほどのところ・・・いい加減なところ・・・負けてしまうところ・・・
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by sogatoru | 2008-11-19 19:13 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

11月18日 大きなテーマ 「靖国」 

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国会議員向けに開かれた試写会がマスコミで話題となり、文化庁の推薦が決まった経緯を再検証するまでに発展し、ついには、トラブルを警戒して上映中止が相次いだことで更なる話題作となり、私はずっと気になっていた映画だった。
しかし案の定、内容は予想通り、全く面白くありません。
なんでこういう映画を日本人監督ではなく、海外の監督が撮ったのか。小泉元首相の靖国参拝以来、日本人はもう一連の「靖国問題」を考えることに飽きてしまったのか。神社境内 の鍛錬所で“靖国刀”の製作をする現役最後の(今にも死にそうな高齢の)刀匠の映像が出てくる。靖国と刀の深い関係まではなかなか私には理解できない。全般的に李監督は靖国に集う人々を記録することに徹し、掘り下げようとはしていない。もし掘り下げていたら上映できなかったのかもしれないが・・・。
日常は平穏そのものなのに、毎年8月15日になると、奇妙な祝祭的空間に変化し、軍服を着て「天皇陛下万歳」と叫ぶ人たち、追悼集会に抗議し参列者に袋叩きにされる中国の若者、日本政府に「勝手に合祀された魂を返せ」と迫る台湾や韓国の遺族たち。 的外れな主張を述べ立て星条旗を掲げるおかしなアメリカ人がいたりして、 まさに現実の靖国問題の複雑さを露呈した内容になっている。以前「靖国」という本を読んだ。そこには日本人としての本質(性質)にせまる記述があり、感名を受けた。
仲良く出来ないものといかに仲良くするか、それこそが和の精神だと思う。そして相手がどのようなものであれ、受け入れ、認めるという、相手を許す心があって、初めて和することが出来る。すなわち、日本の和の精神というのは、「水に流す」という言葉があるが、それが神道の基本らしくて、命の蘇りを表わす「みそぎ」の概念へと完成されていくとのこと。 
「水に流す」というのは、過去の責任を放棄するという無責任を意味するのではなく、相手の行いを許す(赦し、受け入れ、認める)、という意味だ。そして日本人の精神性である「和の精神」こそが、靖国参拝問題のみならず、世界の恩怨を解く鍵ではないか?。二度も原爆を落とされながらも、敵国アメリカを赦し、受け入れ、水に流した結果が、今のような経済復興のみならず平和な国家をつくりあげることが出来た、まさにその証だ。

後書き このブログを書いてて思ったが、広島を見ないといけない そう強く感じた。行こう
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by sogatoru | 2008-11-18 20:09 | Trackback | Comments(0)

11月17日 悪質な耐震偽装より耐震詐欺

早いもので耐震強度偽装事件の発覚から今日で丸3年がたつらしい。事件後すべての建物の再建の見通しはついたとあるが、被害に遭われた住民はこの不況の中、二重のローンになったりして、重い現実に、新たな不安との闘いが始まっているようだ。
今さらだが、姉歯秀次受刑者(51)の犯した犯罪の重さにはため息がでる。それに日経アーキのアンケートでも日本で一番有名な建築士にあげられたことも情けない話だ。
耐震偽装の分譲マンションを買った人達は、耐震強度不足を知らずに購入した人たちだ。
(当たり前だが)
彼等が支払っているローンは正当な耐震強度を持った分譲マンションのモノでなければならない。その”被害者”が建て替え分の費用を「不完全な分譲マンション」の支払いに加えて負担しなければいけないのは不憫でならない。
彼等(強度不足の分譲マンション購入者)はそこまでの仕打ちを受ける過失があったのだろうか?
「安くて良い建物があるわけない、疑わない方がおかしい」と購入者を批判するワイドショーのコメンテーターも、そんなに入居者たちは責められなければいけない事をしたのだろうか?と哀れに思える。
しかし、結局、「耐震偽装」って誰が加害者で、誰が被害者だったのか?グレーである。
「耐震偽装」とは言わずに「耐震詐欺」と表現するともっと今風(小室風)で重い刑罰になったに違いない。
詐欺師の跋扈する今の世の中にあって、人を信用することが難しくなってしまうこの悲しい現実。振り込め詐欺に至っては言語道断の話。こういう詐欺罪をより重刑に処す英断を司法にはぜひ期待したいものだ。
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by sogatoru | 2008-11-17 18:48 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

11月16日 朝起きたら足の具合が悪い

朝起きたら、家族全員足が痛くなっていた(笑)。フィットFOOTキュットのやり過ぎである。私に至っては足の中指に水ぶくれが出来ている始末。きちんと歩けない。気持ちいいからと言って1時間もやっているからこうなる。何事も加減が大切。不思議なもので、痛い足をカバーして歩いているといろんなところが具合悪くなる。昼過ぎになったら腰がおかしくなってしまった。結局、家内と二人で、印西のスパに行ってボディケアマッサージを受けるはめになった。高価な(疲労)対策を考えても、その仕方を間違えると、結局やる前より悪くなり、元に戻すのにさらにお金がかかる。
そんな折、娘が「パパ2万円頂戴」ときた。定額給付金が出ると解って事前に融資してほしいというものだった。(12000円+8000円)洋服を買いたいらしい。我が家は老人2人と子供2人だからざっと10万円は超える。しかし、こんなお金はいらない。そっこく返金したいものだ。将来、膨大に膨らむ借金を考えると、他の使い道を考えてほしい。
問題の先送りどころか、その拡大になる恐れのある制度なら、至急撤回するべきだ。
まるで我が家の「フィットFOOTキュット」そのものである(笑)。
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by sogatoru | 2008-11-16 20:10 | Trackback | Comments(0)

11月14日 3D映画センターオブジアース 

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東京ディズニーシー(TDS)にあるアトラクションの一つ。フランスの作家ジュール・ベルヌの代表作『地底探検』を原作としこれが映画化された。
映画の中ではこの作家は地底に行ったことがあり、そこから帰ってきて体験談として本を書いたことになっている。内容はまあまあ、今ひとつ。しかし今回は3D映画だいうところがいつもとは違うポイントで映画館がついにテーマパークに変わった瞬間である。タイタニックのジェームズ・キャメロン監督も開発に参加した、立体デジタル撮影装置フュージョン・カメラ・システムを駆使した最新鋭の技術を使用しているとの事。と聞いてもサッパリ?  客席とのインタラクテイブな映画で現代芸術風であることは確か。
(先日見たフェルメールの絵画でも鑑賞者に向かって微笑んでいる女性の絵があったが、・・・。)
想像以上にピラニアみたいな魚がスクリーンからこちら側まで飛び込んできてびっくり。ドキドキの連続。光る小鳥も捕まえられそうなくらい身近に感じた。映画の世界も変わってきたものである。
20年前ディラースコフィディオという建築家が、未来はフルフェース風のヘルメットみたいな帽子をかぶって、建築を体験する時代がやってくる、つまり現実の建築はコストもかかるし、環境も壊すし、疑似体験空間が次世代の建築で、現実としての物質的建物はいらなくなるという時代がくると言っていた。つまり空間すべてがスクリーンになるというわけだ。
その後にキアヌリーブス演じるマトリックスが上映された。
私はというと、生身である身体的感覚が唯一すべてであり、それしか信じられない動物であり、映画のようには進化しない生物でガッカリ。もはや、ついていけない(笑)。
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by sogatoru | 2008-11-14 18:47 | デザイン | Trackback | Comments(0)