<   2009年 08月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ようやく幕張本郷ビルの足場がとれました。

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思い起こせばいろいろありましたが、でもよくここまでこぎつげられました。
このデザインは私の人生そのものです。まっすぐに人生を歩めばもっと近道があっただろうに、未熟な人間なものですから、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして、いろいろ経験を重ねてのジグザグの遠回りをしてきました。(笑) 
日本では赤はよく太陽の色を表します。(中国だと血の色だそうですが)
その太陽がジグザグ走行しながら上昇していく様を表しています。日本経済もそう願いたいところですが。
さて、あともう1ケ月の勝負です。
勝って兜の緒を締めよ!
あるいは 
画龍点精を欠く!にならないように!
「気を引き締めて」行きます。
建築は最後の詰めが大切です。
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by sogatoru | 2009-08-27 20:53 | Trackback | Comments(0)

私が高校生のころ、本屋で、エロ本を買う勇気などなかった。


今はパソコンでもっとすごいのが簡単に見れてしまう時代になった。
時代がどんどん、過激になっていくにつれ、感覚も麻痺してしまうのか?
多少のことでは興奮しなくなってきている。(笑) そういえばお酒やコーヒーなどの趣向品でさえ、どんどんおいしいものへ、と貪欲になっていくし、いったん上質の味を味わうともう後には戻れない。 清純派アイドルの堕落と同じか?

昨今の建築のデザインも同じだと思う。

東京江戸博物館の完成当時に行った時、床に強化ガラスがあり、その下に展示があったが、私は腰砕けになってしまい、その上を歩けなかった記憶がある。ガラスは割れるものという先入観がそうさせたに違いない。いまやもう麻痺してしまっているが、それははたして感覚が進歩したと言えるのか?後退したのか?解らない。こういう感覚の変化がやがて建築の美意識をも変えてしまう時代がやってくるのではないだろうか?  
強化ガラスやファイヤーライトも私の現場では、原因不明の割れ方をしている現実があるし、つい最近も超高層の防風ガラスが割れて飛び散った例もある。なぜそうなるのか?メーカーに問い合わせしたが、未だ明確な回答が来ていない。そんなに曖昧な材料だということか? 安心して使っていいものなのか? それでも使わないわけにはいかない建築材料としてのガラスの宿命がある。

昨日、キャンプに行ったが、サンダルを貫通してガラスが刺さり、久しぶりに足の裏を切ったが。ガラスは切れるという恐いイメージ(身体感覚)を忘れてしまっていたような気がした。何か大切な記憶や感覚を思い出したかのようなハッとした一瞬だった。
初めてのキャンプ経験。
誰もいないキャンプ場。ひとっこひとりいないキャンプ場。それも仕方ない筈です、平日だし、まるで、山を独り占め出来た幸せな気持ちと、今夜必ずやってくる、恐怖心との戦い。食材はすべて用意し準備万端、完璧。鍋奉行ならぬ火奉行は娘。火を熾すことがこんなに大変だとは知らなかっただろうし、また楽しいものです。家内は料理担当。息子は殺虫係りとテント掃除。そして私はワインで酔う係り。たまに家族で過ごすキャンプ生活はいいものです。薄い幕一枚での空間。当然夜は寒い。毛布だけでは足りない。こうして家族4人で、体を寄せ合って眠るなんて、初めてのことで、愉快なものです。深夜時々テントにぶつかる虫の音でさえ、勝手に心霊現象にしてしまう。豊な想像性とはこういう環境で育つものかもしれません。
そして次第に怪談噺に華が咲く。
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by sogatoru | 2009-08-27 19:54 | Trackback | Comments(0)

最近の住宅雑誌を見て思う。

露出狂なのか?大きなガラスのデザインが多くて、どうやってプライバシーを確保するのか?疑問だ。 私も大きなガラスは好きな方だが、必ず、それに見合う 大きな壁も設けている。 周辺が大自然で、その心配が全くないのなら別だが、ほとんどが住宅街だし、すぐ隣には住宅が建っているという立地である。老婆心 ながら(まだそんな年ではないが)、おおよそ30代の建築家では、まだその解決は無理に違いない。ファッション住宅にしかならない。まるで、別荘感覚の住宅ばかり。私は年老いた親を 面倒見ながら住んでいる、介護の問題にもこれから直面するだろう。以前は嫁姑問題にも悩んだし、20年近く子供の成育、教育にも関わってきたし、家族の入院騒ぎも経験したし、近い将来、葬儀の問題も発生するだろうし、親戚が問題を起こしてしまい我が家にしばらく泊まりにきたりもしたし、泥棒に狙われ、眠れぬ夜も過ごした。 それは、住宅という機能がさまざまな生活上の(人様には言えない)問題を処理する必要性があるという一面(現実)をもっているとうこと。
50歳手前で私が今感じる、住宅に求められる機能のほとんどは、急であれ計画的であれ、その時々の囲いの仕方、仕立てではなかろうか?とてもオープンな今流行りのガラスの家では難しく、人様には見せられないスペース(の確保)が、事態解決のほとんどを占める。
つまり壁で囲う空間とガラスで開放的にする部分とのバランスが大切。カーテンやブラインドで隠せる内はまだいいのだが、それすら嫌っている開口部回りの処理を見ると住む人が可哀想に思えてしまうのは私だけだろうか? 明るく開放的だけではない、外界から切り離されて安全に囲まれて、静かに穏やかに暮らしたい、そういう時も必ずあるというのが生の実生活。
雨漏れ、結露や遮音や断熱や、まちがいなく近い将来クレームの山になるだろう住宅デザインばかりで、雑誌社 の掲載基準が低くなったとしか思えない。ぜひとも10年後あの建物は今?という特集を組んでほしいものだ。今のレベルに誰か警鐘を鳴らす老建築家はいない のだろうか? 雑誌購入層を30代か20代に絞った内容にしか思えない。
設計者の経歴を見ても、どこかで、誰かの下で、実務の基本を学んだ形跡も ない人が多い。大学を出ていきなり独立して、作品?として発表する。大丈夫だろうか? 雑誌に載せたり、TVに出たりすることだけに生きがいを感じている 人が建築家なのだろうか? 30代そこそこで「先生」と呼ばれていていいのだろうか? 
私が思う先生とは、私欲が無く、貧しい人に奉仕する精神をもった聖人だけに与えられる称号だと思いたい。
ARCHITECT IS SERVANT (奉仕の精神) これこそが私が思うところの先生。

だからもう購読するのは辞めよう。


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by sogatoru | 2009-08-21 20:30 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

ニュースと言えば、もう一つ。曽我ひとみさんと会いました。

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この時期、佐渡では、アースセレブレーションというフェステバル開催中で、その会場のそばで、拉致被害者救出への署名活動中の曽我ひとみさんとバッタリ出会いました。
「私も曽我っていうんですよ、同姓として、いつも気になっていましたよ」そんな会話から始まり、しっかり募金してきました。
私の仕事でも、メーカーからカタログを取り寄せる時、曽我の漢字を相手に伝える時によく、曽我ひとみさんの「曽我」ですと言っていた。その使用料も含めて気持ちよくお納めいたしました。(笑)
こうして見ると、幸せそうに見えるのだが、30数年前に袋に詰められ24年間も北朝鮮に拉致された現実を考えると、未だに信じられない思いになる。
国家が絡んだ犯罪を前にすると、軍を持たない日本では全く手に負えない現実がある。
大多数の日本人は、自分あるいは自分の身近な周囲さえ良ければいいという、自分勝手なわがままな人種なのではないだろうか?こんなに教育水準は高く知能レベルも高いにもかかわらずである。  これほど自国の政治や経済に意見をぶつける国民の数の少ないこと自体、疑問で仕方無い。この曽我さんを見ると、日本はもっとしっかりしないと世界から今に相手にされなくなるという不安を感じる。



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by sogatoru | 2009-08-20 11:57 | ニュース | Trackback | Comments(0)

大ニュースです。金塊12Kで推定4000万円ゲット。!

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ついでに、佐渡金山に行きました。そこでのハプニングです。
お金に目のない娘が、必至になっていましたが、強化ガラス内の金塊を取りだすともらえると・・・・そういうアトラクションでの事。次第に私にも、その「気」が伝わってきて、ついに私も必死になり・・・。ついにゲット。これぞ「火事場の馬鹿力」とうやつです。5月の本当の事務所炎上の時も相当力がはいりましたが。(笑)
後日談ですが、金塊ゲットした後、案の定、しばらく右手はサロンパス状態です。中指が動きません・(悲)
私で954人目だったそうで
勿論、景品だけしかもらえませんでした。あのゲットした瞬間、誰かがささやきました。「今だ!逃げろ!」


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by sogatoru | 2009-08-19 12:22 | 趣味 | Trackback | Comments(0)

佐渡グランドホテルに泊まりました

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菊竹清訓1967完成)
「昭和モダン建築巡礼 東日本編」にも掲載されたし、日経アーキテクチャーでも掲載されましたが、この名建築がまだ生き延びてくれていて本当に良かったと思う。
すでに45年を経過しており、老朽化も激しく、確かに今風の若者には物足りないというか、ガッカリする施設に見えるかもしれないが、日本の建築デザインの歴史上とても貴重な作品だと思う。江戸東京博物館にも似た形態だが、大きな柱で上部構造を持ち上げており、その客室部分は鉄骨トラス構造になっているのが、立面上で、一目でわかる、デザインになっている。その構造が窓の台形に反映されていて、面白い。地盤が悪くて杭の本数を減らすために、このような構造になったと当時の建築雑誌には書いてあるが、コルビジュエの作風を意識しての形態ではないだろうか?このスケール感はマルセイユのユニテに似ている。(完成当時にこの2階部分は無かった。エントランスとEVは、その後増築されて出来たところ)だから、当時、水平に伸びた建物は両津港に向かって、伸びる橋に似た印象だったに違いない。
一番記憶に残っている部分は海に向かって伸びている鉄骨の避難階段だ。柱を無くしたスッキリデザインだが上がるとブラブラと揺れてしまって震度2くらいの地震に合っている感じだった。(ちなみにギシギシと音も・・・床の鉄板も穴だらけで・・・スリル満点、)



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by sogatoru | 2009-08-19 12:08 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)

同窓会 ~世間(田舎)ではお盆の最後にある恒例のこの会~

                                 ウォーリーを探せ!さて私はいったいどこに?(笑)
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ジッサ ベロ ゲル カントリー マンヤ 暗号と化したあだ名が飛び交う同窓会。 なつかしい呼び名だ。 すでに30数年もたっているというのに・・・。 
始めは多少緊張した感じはあるものの、次第に今の顔と当時の幼い顔の中との共通点を見つけ出し始めると一気にあふれ出すかのように懐かしい思い出がよみがえる。改めて感じるが、みんな老けてしまった。しかし元気だ。
仲間の老けた顔をみるにつけ、残された時間がいかに貴重かを知ることが出来る。
そうだよな、今思えば、お前は確かに警察官に向いているよ! とか 魚屋の息子は魚屋だし、八百屋の息子は八百屋だし、読書好きの女性は国語の先生になっているし、当時の性分が今の仕事に合っていて、とても解り易い。この空間にいると、何かがリセットされる自分を発見する。行き過ぎた振り子を引き戻す力か?疲れた頭を休める薬か?確かに耳元で「いいじゃん! そんなに頑張らなくってもさ!」「休めばいいじゃん!」とささやいてくれているような気分になれる。
しかし映画20世紀少年にもあるが、あの当時の夢や秘密や・・・、いくつになっても消えない記憶があって、むしろ年を重ねるとより鮮明に、大切なものは何なのかが解ってくる気がする。お金では絶対に買えないもの。 ともだち 
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by sogatoru | 2009-08-19 10:50 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

女優のあいはらさんとの対談の雑誌の下書きが出来た。

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先月、取材にいらっしゃったあいはらさんとの対談がありました。
さすがプロ! とりとめのないバラバラな会話を繋げると、立派な文章になります。(笑)
内容はまだ校正用なので、さわりだけにして消しますが、乞うご期待といったところ。(笑)
独立にいたった理由やこれからの展望とか、自分自身についてなど、解り易く優しい言葉で表現されていました。
若干照れる反面、頑張らなきゃ!という気持ちにもなります。写真を見て、このところ、自分の顔が優しくなってきたような気がします。いろんな苦しい問題で今いっぱいなので、逆に、厳しい険しい顔になっているのではないかと思いきや、である。
よく顔は人を表わす鏡といいますが、常にイライラしていれば眉間に皺を寄せようとする。
そうしたら他人より眉間に皺を寄せる筋肉が鍛えられる訳になる。必然的に陰気そうな顔に出来上がってしまうわけになる。常に怒っていたり、イライラしていると、そこの顔の筋肉だけが鍛えられて、そんな顔になる。だとすれば、心をいつも平常に安静に明るく楽しく保っていれば、顔の作りが優しく、魅力的な顔になるってことになる。だから腹が立つような事が起こったとしても、最近、この事を思いだして、一度は笑顔を作ってみることにしている。昨日、テレビで「行列のできる法律相談所」で竹中直人さんが、笑顔で怒る演技で会場を笑わせていたが、あのテクを真剣に学ぼう。
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by sogatoru | 2009-08-10 11:44 | ニュース | Trackback | Comments(0)

緊張する近隣説明会

過去20数年、数十棟の近隣説明会を行ってきたが、新聞に載るほどの説明会は初めてだった。大きな会館で、大勢の人を前にし、拡大した図面やパースを使用してなるべく解り易く説明したつもりである。
こちらも100%設計が終わっているわけではないので、具体的な質問になると、正確に、そしてハッキリキッパリとお応えできず、「検討中です」としか回答出来ないのが、残念だが、設計途中での建築計画説明会という性質上仕方ない。ご理解していただくしかないのが今の建築行政の現状である。 それでも近隣からの強い要望で、高額なシースルーエレベーター設置を検討する企業側も大変だ。勿論、近隣の方も大変だが、同じ様に、私には担当者の苦悩が、そばにて感じられた。「この地に出店させていただく」という謙虚な気持ちが伝わっただろうか?
近隣説明会とは本来の趣旨である計画内容の説明ではなく、建て主の気持ちの説明会になってしまっている現状を改めて感じた。

写真を取られ掲載されるとは思っていなかったが、こうして見ると、もっと痩せなければ!
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by sogatoru | 2009-08-10 11:10 | ニュース | Trackback | Comments(0)

建築家 フランク・ゲーリー

TSUTAYAのネット会員になった。始めてDVDが家に届いたとき、これはかなり便利なシステムだと思った。
なにしろ今まで、お店まで行くのも億劫だったし、観終わった後、返しに行くのも億劫だった。雨の日など最悪だった。それに借りたいDVDがすべてレンタル中だったりすると「何のためにここまで来たんだバカヤロー」という気分になる。
さっそく、「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」を借りた。

有名な建築家の生きざまにスポットを当てたドキュメンタリー映画で、知らない人にとってはすこぶる退屈な映画だ。
作風からして、変人ではないか? 精神分裂症ではないか?と危惧していたが、感性のまま、正直に生きてきたら周りから変人扱いされたという感じではないだろうか。生き方は至って普通である。過去の様式やデザインの潮流に流されず、自分の内面と向き合って正直にデザインしてきた結果が今のゲーリーだと解ると、かなり親近感を感じてしまうものである。
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いつも奇抜なグニャグニャな外観を設計するが、それもヨットが趣味で、風をいっぱい受けた帆にヒントがあったのかと思うとまた建物の観方も変わってくる。
案の定、若いころはお金がなくて、破産寸前だったという。それにおそらくそれが原因で離婚しただろうし、精神科医にもかかっていた。2年間もセラピーを受けていたというから、かなり重症だったのだろう。そういうのがあって今のゲーリーのデザインが生まれるのかと思うと、日本の安藤はまだまだまともに見えてしまう。もっと驚きのある人間にならないと・・・・。(笑)
今話題の元清純派アイドルの覚せい剤事件くらい世間にショッキングを与えるような人間にならないと斬新なデザインは生まれないのかもしれない。
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by sogatoru | 2009-08-08 20:17 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)