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「沈まぬ太陽」 長編映画  

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初めて途中休憩のある映画を観ました。
今何かと経営的な話題の多い、日本航空をモデルにしています。
労働組合の敏腕委員長が受けたその後のサラリーマン人生の不条理を描きながら、日本航空の真実を描いた作品。御巣鷹山の日航機墜落事故を中心に、人の生命に直結する航空会社の、腐敗体質の存在や、その背後の政治家の黒幕についても描かれています。
名前を聞いて、すぐに金丸や中曽根と解ってしまうのでリアリティの強い内容でした。名誉毀損で訴えられかねない内容です。日本の空港シーンはタイの空港を利用して撮影したそうです。飛行機のシーンは、日本航空の協力が得られなかったのは言うまでもないところ。御遺族に対してはとても配慮した映画内容になっていましたが、改めて、一瞬にして520人もの命を奪ってしまう飛行機事故の恐ろしさを感じます。この映画を見ると、日本航空には乗りたくなくなりますね。私は、主人公渡辺謙が演じた、会社での左遷と閑職の連続で、家庭もそれに巻きこまれていく様が耐えられなかった。そこまで答えてくれない会社ってなんなんだ。 (私のように)辞めてしまうのも一つの道だが、腐った会社に居続けて仲間のために戦うのはもっと勇気のいる事。しかし現実はそういう人に限って、最後はまたケニアに飛ばされてしまう。神様っていないんですね。 しかし、そんな汚い現実社会など、サバンナの夕日の美しさの前には、ほんの小さな出来事にしか感じなくなる。 今、生きられているだけで幸せ。何が幸せなのか? 幸せのあり方について考えさせられました。
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 私が抱えていた「負の遺産」と呼ばれていた案件も次々と今完成していってます。まさに今夕日を見ています。 神様は乗り越えられる試練しか与えないというのは本当ですね。
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by sogatoru | 2009-10-26 12:12 | 趣味 | Trackback | Comments(0)

「プリズム幕張本郷」こちらも、完成まで、大変長い時間がかかってしまいました。

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当初は順風満帆に思えた事業も、ふたを開けてみたら、とんでもないことになってしまい、
竣工した今でも、お施主様に何と言ってお祝の言葉をかけて差し上げたらいいのか迷います。
どうしたらいいのか、八方ふさがりの事態に、昨年の今頃は、眠れぬ夜を過ごしたものです。 
私には直接の原因はないものの、工事中断という悪い話はあっと言う間に広まり、開設したばかりの私の事務所も、もう終わりだと悪口を言われたものです。
幕張本郷ビルは、海神ビル同様、私の独立のきっかけを作ってくれた案件でした。
一生懸命デザインさせていただきました。
私の作品集には相当数の作品がありますが、載せていないRCやSの建物を含めたら、おそらく100棟は下らないと思います。
しかし、間違いなく、フィーリアと合わせて、一番苦労した建物になりました。
そして、何年か経ったら、きっと一生忘れられない一番思い出深い建物になるでしょう。
28年の建築設計一筋の中で、こんなに産みの苦しみを感じた現場はありません。
この難局を乗り切るために、私の号令のもと、6人の監督を結集させました。
そうしてようやく軌道に乗ることが出来、今日という日を迎えられました。
全員、一致団結しました。とにかく完成させるために集まってくれた建築プロ集団です。 笑い話ですが、私を含めると、あの黒澤映画の「7人の侍」です。
外観の特徴となっているジグザグには(唐草文様でおなじみ)永遠性、発展性の願いを込めました。またあの水谷豊さんの名曲「ジグザグ気取った都会の街並み 振り向いた君の笑顔が揺れるよ 目が合えば遠く指差す」からも伝えってくるように明日に向かってはばたく意味が込められています。
   また裏の意味では私の頭文字のSの字でもあり、また
{ジグザグ航行}・海上で、敵の雷撃・爆撃などを避けるため、艦船が不規則なZ字形に針路をとって航行すること。 →かしこく生きなければ!
私も、まっすぐに人生を歩めば楽な近い道があっただろうに、未熟な人間なものですから、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりし、いろいろ経験を重ねてのジグザグの遠回りをしてきました。(笑) 


                             
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by sogatoru | 2009-10-23 18:03 | デザイン | Trackback | Comments(0)

「フィーリア」ついに完成です。(海神の7階建てのみ完成、10階建ては外構工事中)

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途中、半年近く中断してしまったため、およそ2年がかりの工事でした。
私のブログスタートもこのビルの地縄立会からでした。
ご近所の方にも大変な心配ご迷惑をお掛けしました。
その甲斐あってか、通りを歩く方々の優しい言葉が身にしみます。
今日は幼稚園のお散歩なのか?大勢の園児が広くなった路地を元気よく歩いていました。
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嬉しい光景です。幼稚園の先生が言っていた「広くなってよかったね」の言葉が私への何よりのご褒美です。
当初抱いていた、私の計画上のコンセプトは、
ここらへんは、木造密集地独特の混み合っていて、狭く(約2m)、陰湿で薄暗い路地を抱えていました。しかも駅への近道なので、通勤する人達の抜け道となっていました。自転車と歩行者がすれ違うとぶつかりそうな細道でした。天空率を使って、高層化することで、足元を広げてやらなければいけないと思いました。西側には大きな計画道路があり南側はJRの線路があって空けていました。東側と北側のみが狭い道路だったので、ここを広げてあけたい。そうすることで、全部屋角部屋プランにして、採光が可能になります。だから全部屋に出窓があり、中にはバルコニーが2か所ついているタイプもあります。 入居も順調です。1階には理容室が決まりました。
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by sogatoru | 2009-10-23 09:23 | デザイン | Trackback | Comments(0)

TV番組で見ました。お笑いタレントの島田秀平の幸せになれる開運!手相占い。

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私にもありました。
■神秘十字線■
感情線と知能線を結ぶ横線が運命線と交わり、十字の形が出ていました。
これを持つ人は、信仰心や宗教心があり、占いや神霊など目に見えない分野にも興味津々だそうです。直感力や予知能力など神秘的な力を持っていることが多いので、占い師などにも向いているといわれています。たとえ本人に自覚がなくても、潜在的にそのような要素を秘めているので何かをキッカケに神秘世界に目覚める事もあるでしょう。
先祖に守られているため、霊的な世界からの守護を受けることができます。
トラブルに巻き込まれても、一人だけ助かるなど、強運に恵まれているラッキーな相です。←ここが重要です。(笑)
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■陰徳線■
金星丘の下部に出る線を陰徳線といい、先祖代代の徳を示すもので、困ったときには誰かが助けてくれるでしょう。心の優しい真面目な人に多く見られる相で、困った人を放っておけないところがあり、こっそり寄付をするなど善行を積む傾向にあります。(全くそのとおりです)ただ、世の中には人の善意につけこんで詐欺まがいのことをする人やグループがいます。くれぐれも騙されないように注意が必要とのです。←(スリ・サギ・火事・etsにあってますが・・・)神秘十字と矛盾していますが・・・・。(笑)

この1年間に起きた事は全く手相とは関係ないですね。 つまり都市伝説と同じです。
信じるか信じないかはあなた次第!
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by sogatoru | 2009-10-20 10:54 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

少しでもバラガンに近づきたくて(笑)

 (前回に続き) 実はバラガンは建築の学校を出ているわけではなく、造園の方が専門分野でした。有名な世界遺産になった自宅も、もともとは、広大な荒地で、大規模な戸建ての分譲開発が目的で購入した土地でした。それがバラガンのデザインで、有名な高級住宅地へと変わっていった場所です。今の私、同様(笑)、相当の借金をして、眠れぬ夜を過ごしたにちがいありません。(笑) (私のような貧乏と違い、かなりお金持ちだったらしいですが。)
自分で荒れ果てた荒野(土地)を買って大規模分譲計画をたてる、そして建物をデザインして、売却する。かつ自宅もその中に持つ。いい夢です。
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そのバラガン先生に近づきたくて(笑)、昨日もまた、植栽計画を自分の手で植えて、実践しました。 オーナーにも手伝ってもらいました。 こうすることで、愛着がわくものです。
私も想い入れがあるし、みんなで大事にしていこうというきっかけにもなります。
近所の奥様方からも「この木は何ていう木ですか?」と気軽に聞かれました。建築の事は解りづらくても、木や花の事なら皆さんご存知です。今日の私の服装は設計者ではなく、ただの職人さんだったのでしょう。(笑)今回の計画のおかげで、この道路は広くなりました。 狭かった道も今は余裕ですれ違う事が出来るようになりました。真っすぐではなく、くねっているせいか、楽しそうな路地裏の気配と言うか雰囲気が出ています。
ソヨゴの高木とフィリフィラオーレアの花檀が4か所、ネットフェンスや電柱や外灯にはカロライナジャスミンが絡みます。きっと来年の夏には緑の壁が完成することでしょう。
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そよご
風流な、いい名前♪
「そよご」の読みは、葉っぱが、
風にそよいで音をたてる様子から
名づけられたそうです。
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・葉っぱは分厚く、ふちはすべすべ。
・秋に赤い実がなる。
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冬にかわいらしい赤い実をつけるソヨゴの木。その花から採れるはちみつはバターキャラメルを思わせるコクとなめらかではっきりとした
甘みがあり、ふわりと花の香りが残ります。
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花言葉…「心の純潔」 「先見の明」です

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by sogatoru | 2009-10-16 18:52 | デザイン | Trackback | Comments(0)

ルイスバラガン展 

 
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私が1月7日に撮影したバラガン邸ですが、外から見ると何の変哲もない建物のように思えますが、中に入ると感動の嵐です。
ルイスバラガンとはメキシコの建築家です。2004年にはこの自宅が世界遺産に認定されました。今はメキシコの観光ルートの一つになっています。
バラガンスタイルという、カラフルな色彩の建物で有名な人です。 最近ではマヨネーズのコマーシャルに、福山 雅治さんのバックにこのバラガンの建築が使われています。 
「 メノルカ島がマヨネーズの発祥の地だっていう話。ホントなのかな。」
とCMで福山雅治さんが言っていますが、メノルカ島は、スペインの地中海にある島。
この、「SAN CRISTOBAL (サン・クリストバル)」は、メキシコ・シティのはずれにあります。
スペインの見知らぬ島を、どんな島だろうと想像するのに、 メキシコ・シティの建物をイメージするとは、さすが、歴史をよく御存じです。

ワタリウム美術館での今回の展示は、 妹島和世+西沢立衛/SANAAがデザインし、実際のバラガン邸より、いろいろな家具をお借りしてきて展示してありました。
私だけでなく、好き者が、たくさんいて、バラガンが毎日、触ったであろう家具にとにかく触れたくて・・・、オタクがいました。
現実のメキシコにある自宅のリビングの雰囲気を出そうと苦労されていましたが、やはり実際のスケールとはだいぶ違っているせいか、なんとなくガッカリしてしまうのは、残念でなりません。この展覧会は実際にまだ本物を見ていない方向きのもので、いつか、メキシコに行って、本物に触れた時、さらに感動してほしいための展覧会ではないか? とそう理解させていただきました。
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by sogatoru | 2009-10-13 20:07 | デザイン | Trackback | Comments(0)

YOSINO営業マンから聞いた話 について (マメ知識)


今現在、日本の石膏ボードのシェアは85%が吉野で、残り15%が八千代です。
いつも何気なく使用している石膏ボードですが、その性質をご存知ですか?
化学工場より出される廃棄物を安全に処理するため、酸化物にカルシウムを混ぜて、石膏が出来上がるわけです。もともとはただのゴミだったわけです、中性で人体に無害であり(豆腐やアイスクリームにも凝固材として入っています)、耐火性能が高いという利点が認められ、今に至っているわけですが、なぜ耐火性能が高いかというと12㎜×910㎜×1820㎜版には水が3Lも入っています。それが、火をあびると蒸気になって表面温度をさげるのです。また表面の紙は接着剤で貼っているわけではなく、固まる段階において紙の表面に食い付く石膏の性質を利用したものです。ですから安全なのです。最近はいろんな商品が出ています。スーパークリーンやスーパーハードや和・洋・化粧吸音ボードなどデザインの幅も広がってきました。
また遮音性能についても、同じ厚みならコンクリートより格段高くできます。(たとえば映画館の隔壁などは70cmもある乾式工法によるものです)さまざまな界壁があります。
普段、仕上げ表に何の疑問も持たずに書いているPB(プラスターボード)ですが、素晴らしい材料です。5月に起きた事務所炎上のときも、このPBのおかげで、私の一命を取り留めたのです。(笑)
私は最近「建築材料巡礼の旅」を実践しようと心がけています。ちなみに吉野石膏の工場は袖ヶ浦にあります。たまには一度見学に行くのも楽しいものです。
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by sogatoru | 2009-10-06 18:29 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)

雑誌インタビューを受けました

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女優のあいはらさんが、6月に、突然でしたが、当事務所にいらっしゃり、インタビューを受けさせていただきました。あの頃(5月22日)、事務所の火災事件もあり、かなり気持ちも落ち込んでいました。なにか、パァーと明るくなりそうな何か派手な、パフォー-マンスがほしくて・・・。
そして、一生懸命にお話しているうちにファイトが湧いてきたのを覚えています。なにか大きなエネルギーをもらったような気がしたものです。お話している内に本来の初心に帰れるとうか、健康な気持ちに軌道修正できそうな感じというか、(笑)
一番の薬は、やはり、いい建物を完成させることですね。 設計者を勇気づける一番の薬です。
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by sogatoru | 2009-10-02 23:59 | Trackback | Comments(0)

船橋海神ビル竣工式です 

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神主様を呼んで、家族だけでのささやかな竣工式をしました。
お祝いで、私は、2年前にバリで購入した絵画を記念に進呈させていただきました。 この絵画のように、晴れやかな、明るく穏やかな天国のような陽気は、いったい、いつ頃訪れるのでしょうか?(笑)
当初、と言っても、もう2年前になりますが、南国リゾートホテルのイメージで、設計をスタートさせました。ところが、その後いろいろなトラブルに合い、そんな浮かれてもいられない状況になり、最終的に今のデザインに落ち着きました。 
しかし結果的には良かったと思います。通りを歩く方々の近所の皆様の、感想はとても良く、落ち着いた色合いの建物だし、狭かった道路も広くなり、今まで長い間、ご不便とご迷惑をおかけしてきただけに、私も、今は少しほっとしているところです。 気を抜かず、最後の詰めにもうひと頑張り! です。
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by sogatoru | 2009-10-02 15:34 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

Architect is servant

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もう何枚、記念碑を設置してきただろうか? 私は、自分の作品と呼べる建物には必ず完成した暁に、このようなエンブレムを設置してきました。現場監督の名前と一緒に、設計者名を刻印して、生きた証を刻んできました。 私たち人間の生涯は短いものですが、建物はもっと長く存在します。 いずれ子や孫の代になっても、自分の仕事を見せてあげられる。お墓とはまた違う意味で。
Architect is servant
これはK・ローチという建築家の言葉です。社会の奉仕者という意味です。私はこれを座右の銘にしています。
そして
「伝統とは革新への挑戦」これは、私のすきなアルバロ・シザというポルトガルの建築家の言葉です。
この二つの言葉に恥じないように、これからも、精進していこう思います。
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by sogatoru | 2009-10-01 20:38 | デザイン | Trackback | Comments(0)