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建築三昧な1日


午前中、川口通正先生の作品見学に参加させていただいた。
温かみのある自然素材の壁,陰影のある空間構成など日本家屋の伝統的な良さを設計に織り込んだ気持ちの良い建物でした。 狭い敷地を余すことなくうまく、設計されて、緑いっぱいの路地空間が奥へ奥へと人をいざなうアプローチでした。先生の穏やかで丁寧な話しぶりが、川口作品の人気の秘訣なのでしょう。
午後、その感動を抑え切らずに、いざ群馬県立近代美術館へ!(3時間のドライブ)

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建築家・白井晟一初の大回顧展。{2010年9月11日(土) 〜 11月3日(水・祝)まで}を見学しました。気が狂いそうな、気が遠くなりそうな、精密で、精緻で、そんな手書き図面を見ていると、建物に対する魂、執念、を感じます。脱帽っていう感じです。
仕方のないことですが、産業構造からくる、即興的建築が多くなる現代において、もう、白井晟一的存在は生まれていないのだろうと思います。
この群馬県立近代美術館は磯崎新設計で、この美術館は完成後すでに37年も経過しています。信じられません。デザインの力強さ、若さというものが、伝わってきます。
私は21歳の時、建築の世界への駆け出しの頃に、この建物を見学にきました。
昔の古い友人というか彼女とでも再会したかのような、とても懐かしい記憶が甦ってきました。当時、相当な貧乏学生で、ここに来るための、交通費をためるために、何日か昼ごはんを抜いた記憶があります。(笑)
当時、白黒の雑誌でこの美術館を拝見しました。その時、アルミパネルではなく、大理石貼りのような錯覚を覚えたものでした。 大理石は、日本では汚れるという理由で外部ではあまり使われませんが、確かに、かなり汚れてしまってはいましたが、外部の床や、一部、壁にも使用しているので、本当は、全部貼りたかったのかもしれません。西欧の教会ではよく外部にでも大理石を貼っていますし、有名なピサの斜塔も外壁は大理石貼りです。
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by sogatoru | 2010-09-28 15:02 | デザイン | Trackback | Comments(0)

明治生命館

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久しぶりに、東京丸の内界隈を歩きました。
古い建物が、まだまだ沢山残っていて、昭和の名残が残っています。しかし再開発されてきて、それも、だんだん少なくなってきている光景も若干寂しい気がします。
角度を変えて考えてみると、地震で倒壊する建物も多く残っているということです。
英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計した「三菱一号館」などは免震構造になって改修されて今、美術館として活用されています。
早く大地震が来る前に、このような保存運動が活発になるといいものです。
しかしなんといっても、西欧風の建物として一番目を引くのは、「明治生命館」です。
この建物の内部は、週末になると、無料で一般公開しています。なかなか見応えのある建物です。
アンモナイトの化石が入っている床の大理石などは建築工芸品としての、本来の建築の「力」がみなぎってくるようです。 また見ていると、戦後の一連の出来事が目の前で感じられるようで、感動すると同時に日本人としての誇りを覚えます。たとえば、NHKでの白洲次郎を思い出します。 その対等にアメリカと渡り合おうとする姿に誇りを感じます。
今大きな問題になっている「釣魚島での中国漁船と衝突事件」でも、お互いに言い分があるとは思うが、少なくとも、相手国の国旗を燃やす等、感情的な、幼稚な行動をとらず、子供が見ていても納得できるような、大人の対応を取ってほしいものです。少なくとも、過激なナショナリズムのない日本のほうが、戦後のアメリカ的な気がするし、中国には白洲次郎はいないものでしょうか?
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by sogatoru | 2010-09-22 13:22 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

電車で日経新聞を読んでいるサラリ-マンを見て 決意!

政治の世界では経済の立て直しが急務です。それは重々解っているのですが・・・。
今日久しぶりに電車に乗りました。
電車で黙々と日経新聞を読んでいる大勢のサラリ-マンを見たら、なんとなく日本の将来の文化レベルが心配になってきました。(また同様に、真剣に携帯電話をいじっている大勢のサラリーマンを見ると、情けなくさえ思います。まだ居眠りしている方が可愛く感じられてしまいます。)
この日経新聞を読んでいる姿に、なぜか必死感があり、楽しんで読むというより、なんとしても情報を得なければ!と言った、激しい競争社会の中で生き残りをかけて戦っているような、焦燥感があるようにさえ感じられます。
この新聞を読む姿は、全てにおいて経済が優先してしまう日本の現状の象徴でしょうか。こういう人達が日本の社会を支えているのだから文化としての建築の扱いなど、ほとんど期待不可能に違いない。 確かに日経新聞はあまり建築を扱わないし文化欄が充実していなく(最後の半ページの片隅程度の扱い)、他の新聞と比べインテリジェンスが感じられないと思いました。
そういう私がもう15年来ずっとこの日経新聞の愛読者である。
だから来月から、他社新聞に変えることにしました。
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by sogatoru | 2010-09-17 16:15 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

ほとんど毎日見ています。「ゲゲゲ」

毎朝、家内と二人で「ゲゲゲの女房」を見てから事務所に出社しています。ほとんど毎日見ています。 私はこのくらいの時代設定のお話が好きです。時代背景が、私の青春と重なります。
舞台となっている調布の、家の造りや、通りや路地の雰囲気が当時の私の田舎によく似た光景だからです。
最初はヒロインの松下奈緒が都会的な顔立ちだったので違和感があったのですが、だんだんと田舎の女性的な感じになったのか、慣れてきました。始めはゲゲゲの奥さんで次に家内になり、後半は本当の意味での女房のイメージになってきた感じです。
この女優は「未来予想図 アイシテルのサイン」という映画で初めて知りました。ガウディのサグラダファミリアを舞台にした、建築学生必見の映画にでていたので、忘れません。あの頃はもっとガリガリで可哀そうな薄幸な女性っていうイメージのようでした。最近では一青窈の「ハナミズキ」が映画化されていますが、たった5分程度の一曲の歌から作られるラブストーリーってすごいものです。歌の力が凄いのか? 逆に、凄い人生があるからこそ、ステキな歌になるのかもしれない。
サグラダファミリアは今でもまだ建築途中です。 その終わらない、永遠に完成しない建物と、深い人間の愛情も、重なります。
ゲゲゲでの役柄では、姉さん女房的で落ち着いた控え目な女性で、家庭的で、明るくて、完璧な女房です。
また、その非の打ちどころがない姿にイヤミがありません。毎朝、羨望のまなざしで見ております
違う視点では、水木茂の事務所のスケールが(スタッフが2人)や、経営の大変さなど、見ていると、私にとっては人ごとでは済まされない臨場感のある設定です。(笑)
全くマンガの注文がなくなり、スランプで落ち込んだ時からの脱出方法などは、恐れ多い話になりますが、我々建築デザインの世界と同じような気がします。
仕事に夢を持つ、自分を信じる、初心、原点に帰る、そして志の高さを忘れてはならない。
そして、言うまでもなく家族への感謝。


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by sogatoru | 2010-09-16 13:30 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

東京タワーに軍配を

ようやく最近、本音で、スカイツリーについてのコメントを言う人が出てきました。
最初は集団心理が働いたのか?TVでも、あまり否定的なコメントは避けたい風潮があったと感じます。
私もあれは、さほど美しくはない、と感じます。 東京タワーと比べていかに情けない形か?
もう少しなんとかならなかったのでしょうか? 
ただ太い棒が突っ立てるだけ、に見えます。
これでは、日本に来る多くの旅行者が、日本の建築家はデザイン力が無いと思われても仕方ありません。大林組(日本のゼネコン)は、技術力は素晴らしいのだから、せめてデザインぐらいは国際コンペにして、もっと話題性のあるタワー造りにしても良かったのではないのでしょうか? 新しい日本のシンボルにふさわしく。
久しぶりに訪問した東京タワーは、近くによってもやはり見応えがありました。
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至近距離で構造部材をみると、(経済的な)限界最小断面部材で構成された緊張感が伝わってくる。
やはり常に、何かギリギリ感があるものは感動するものです。日本人は日本刀に代表されるように、常に刀を磨いていて、いざという時のためにそなえる民族で、常に緊張感を持ち続けるところに精神性(美学)を感じるようです。
西欧の剣は力まかせで殴る刀のようで、切れ味が悪そうです。
中国などは琴の玄に例えられるようです、「普段はいつも緩ませておかないと、いざという時に玄が切れてしまう」
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by sogatoru | 2010-09-10 11:55 | デザイン | Trackback | Comments(0)

コリアン美人 と はるな愛 の違い

昔、美しい建築の出来ない時代には美しい女性も現れないものだ。と先輩から聞きました。
その先輩は60歳にして未だ独身である。 吉永小百合が絶世の美人だと言う世代です。高い望みをもつとそうなるのでしょうか?(笑)
そういえば、最近あまりキレイな方に会っていません。(のような気がします。)反感を買いそうな発言で怖いですが。
先週、ついにアイリスが終わってしまい、あの韓国美女が見られないと思うと、少しがっかりしています
なぜ韓国女性(女優)はあんなにキレイなのでしょうか? 
もちろん整形のおかげもあるのでしょうが、しかしそれだけではないと思います。
たとえば日本の3大美人といえば、秋田美人、京美人、博多美人です。
昔、豊臣秀吉が、全国の美女を、自分の愛人にするために、ある地域にあつめたという話をきいたことがあります。 
あるいは美人のいる場所には、「一県とばし説」というのがあるそうです。
日本海側で見てみると、まず、秋田県の「秋田美人」、一個飛ばして新潟県の「越後美人」、また一個飛ばして石川県の「加賀美人」、また少し飛ばして京都は「京美人」になります。
飛ばされた山形 富山 福井 は、お気の毒です、可哀そうですが、仕方ありません。(笑) 
日本の美人の産地といわれていた時代は、有力な大名のいた城下町か、京のみやこです。
権力で美女を集めたか、町が栄えてきて、お金目的のために、美女が集まってきたかでしょう。 そのあたりの事情は、今と、そうは変わらないのでしょう。 
つまり現代で言うなら、横浜、東京、神戸、に美人が多いという考えは当たっているような気がします。はやく千葉県もそのランクに上がってほしいものです(笑)。
お金で美人が集まる。韓国もそういう意味では経済が豊かになったという証拠でしょう。確かにアイリスは韓国史上初の200億円もかけたTVドラマでした。
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今月の「新建築」は創刊1000号記念。昔の表紙になった建築は、いかに美人だったか?
厳しい社会環境の中での緊張した、薄化粧の建築の美しさを感じる。それに引き変え、今、TVでの話題の日本人女性?は、はるな愛。建築デザインにも通じる、何かゲーム感覚すらする、微妙なズレを感じる。美しいというより面白いという感覚。
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by sogatoru | 2010-09-08 16:14 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

興味をそそる、新しいドラマ発見

アイリスが終わってしまい少しがっかりしていたら、また興味をそそる、新しいドラマを見つけました。
宇宙エレベーターを背景に取り入れたNHKのドラマ「10年先も君に恋して」です。
「宇宙エレベーター」とは、地上と宇宙をエレベーターでつなぐ、壮大な夢のエレベーター。
常に墜落や爆発の危険が伴うロケットと違い、宇宙エレベーターは安全で、大気汚染の心配もありません。
実現すれば私たちでも、高齢者や体が不自由な人でも、宇宙を旅行出来ます。
構造をマンガチックにまたシンプルに説明すると、赤道上の高度約3万6000㎞を周る人工衛星は、周期が地球の自転と同じなため、地上に対して常に宇宙の一点で静止しています。
地上に向けて、下向きのケーブルを伸ばす。その時、重さが偏るので反対側の宇宙側へも伸ばしていき重力のバランスを計る。くわしくは宇宙エレベーター協会のHPを参照。
そんな夢を実現するための強いケーブルが91年に日本で発見されたのです。夢の素材「カーボンナノチューブ」。
髪の毛の数万分の1の細さで、強度は鉄をはるかに上回る。軽くて、熱や電気もよく伝える。こんな素材がもしローコストで量産されるようになったら、きっと建築のスタイルもかなり変わることでしょう。
明日からのドラマの展開が気になります。
未来から主人公が現代に戻ってきて、なにやら人間関係やら軌道を修正しにやってきます。
そのあたり、あの「仁」に似ています。
医者がタイムスリップし幕末の江戸に行き、満足な医療機器がない中、多くの命を救い、坂本竜馬ら、英雄と親交を深めていき、歴史の渦中に巻き込まれていく。
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by sogatoru | 2010-09-06 12:36 | 独り言 | Trackback | Comments(0)