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日経アーキテクチャーに掲載されました

以前ブログでも少し、ご紹介しましたが  西新宿1PJの日本初の外装パネルが日経アーキテクチャーに紹介されました。
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しかし、「東日本巨大地震」のタイトルでの速報である悪夢のような号のP91にです。喜びも半減する号です。
日本では、初の材料ということで、今わずかばかりですが、名誉な気分を味わさせていただいております。しかし、思い起こせば、昨年の5月、当初、設計で採用した外装パネルが、法的問題で、急きょ使用できなくなり、代替えの外装材を躍起になって探していた頃は、オフコースではないが「眠れぬ夜」をすごしたものだ。日建設計の友人からのアドバイスがあり、この住金さんの矢崎さんを紹介してもらった時、本当に救われた思いがしたものだ。「ちょうど今開発中の材料があって、無足場でも施工できて、上下2点で取り付け可能の、外装材があるんですよ」と聞いて、これで、間に合うと、大喜びした。 こんな不手際があって、工事が遅れるなどは、決してあってはならない。2年近くも、納まりの打ち合わせしてきた、Aビルウォールには本当に、怒り心頭だが・・・・、彼らも被害者だと主張し、未だ正式なお詫びの言葉もない。お施主様にも施工会社にとっても非常に迷惑な話。
よく言われることだが、難産の子ほどいい子に育つと言います。ぜひそうあってほしいと願います。
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by sogatoru | 2011-03-24 18:51 | ニュース | Trackback | Comments(0)

ようやく分譲戸建てデザイン完成しました。

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オーナーには大変申し訳ないが、基本設計だけに2カ月もかかってしまった。
敷地をどう読むか? 道路より1m以上高い敷地です。 2,3件離れた場所には、設計事務所が悪戦苦闘したであろうRCの立派な建物もあり、そういう比較的高級な住宅が建っている街並みに対して、どう向き合えばいいのか?
高台の敷地なので、すべてが見上げるような雰囲気のつくりの建物になっている。有名な芦屋の高級住宅街も、私の好きな渋谷の文化村の裏あたりにある住宅も、高台をうまく利用し、他を寄せ付けない、違うステージ、レベルの建築を感じさせる創りになっているが、昔から、成功者の証なのだろうか? 人間は、他人より高い所に、自分の身を置きたがります。分譲マンションだって最上階が、一番値段が高いし(笑)。 上に向かって流れるような贅沢な空間とは?  私は、映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーンがジェラートを食べたシーンで有名な、スペイン広場(階段状広場)を思い出します。
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1階が、単に駐車場の雰囲気しかしない、味気ないスペースよりも、一見広場にも見えそうなスペース(解放、開放感)がつくれないか?しいてはそれが敷地全体の一部と繋がって、広々としたスペースにならないものか?
そして、見上げた時に、印象的な建物とは? いつか絶対見学する予定のF・L・ライトの落水荘です。もちろんライトの足元にも及びませんが・・・。せめても、少しくらい・・・。
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そのポスターは私の事務所に貼っていて、いつも私のイメージにあります。大胆なキャンテレバー(持ち出し形状)の持つ圧倒されそうな強い力。大自然の中の建物と今回の込み合った住宅街との大きな違いはありますが・・・。まさか階段に水を流すわけにはいきません。
実はこの分譲デザイン住宅のそばには以前私が設計した2階建てRCの共同住宅「エクセルコート」があります。この辺ではめずらしい建て方なので当時、このあたりでは話題でした。
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駐車場もセキュリティーを考慮し、各住戸リモコンシャッター付き。オートロックのゲートをくぐり、歩いていくと住戸の玄関に到着する。アプローチの方法も、雰囲気もプロバンス風。
最低限、これに負けないデザインレベルにすることが私にとっての絶対条件でした。
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by sogatoru | 2011-03-22 18:51 | デザイン | Trackback | Comments(0)

必要なのはアンパンマン精神

アンパンのマーチ   作詞 やなせたかし 作曲 三木たかし

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を 零さないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ!恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

TV「深イイ話」で、あったが、やないたかしさんの実の弟さんが、戦争のとき、特攻隊にて命を無くした。その経験から、人間にとって何が幸せなのか?を考えさせられる歌詞になっている。
食べるものがない人達にパン粉を贈る。まるで今、一番この世で、必要なのはアンパンマン精神
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by sogatoru | 2011-03-17 18:04 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

東北関東大震災

大変な震災を前に、そのテーマの大きさゆえに、今、何を書こうか? 困惑している。 まずは、突然の不幸に志半ばで、亡くなられてしまった方へのご冥福をお祈りします。あの瞬間、想像を絶する光景、さぞや怖かったに違いありません。
私だって、自ら設計した建物で、仕事中に遭遇した訳だが、設計者として、あまりの激震に「もしや」、と不安に駆られるほどの揺れだった。
それに、個人的な身内の話だが、家内の親戚の多くが気仙沼に住んでおり、他人事ではない事情もあり、暗い雰囲気で、毎日TVを見ていた。 すでに覚悟はしているものの、やはり納得は出来ない、絶対に。 15日午後現在、その親戚らの安否が不明、まだ連絡がとれていない。
海外では日本人の落ち着き具合に、感心したというコメントがあるが、このあたりのスーパーやガソリンスタンドでの、買占めぶりはその報道を裏切るような事態が繰り返されており、はなはだ閉口する。 あちらこちらで、争いごとにまで発展しており、先に先にと、買占め合っている。恥ずかしく、こんな光景などは決して海外メディアには見せられない。
不安というのは、人伝えに拡大していく様がよく解る。 それも高齢者になればなるほど、つまり弱者ほどその傾向が強い。
両手に持てないほどの、カップラーメンやテッシュや牛乳を・・・。戦争がおこったわけでもないのに、まるで冷静さのかけらもない状態だ。。 これは一辺倒の報道の仕方と東電の無計画すぎる計画停電のせいだと感じじている。 どの番組をみても、大学教授や、専門家の説明は、いたずらに不安をあおってはいないだろうか? 正確な情報も大切だが、もっと復興への自信をもたせてくれるコメントに期待したい。 今、一番必要なのは、安心感ではないだろうか? 初めて経験する大震災後の影響と、どうなるか解らない無計画停電ぶりに、みんなが異常事態感ばかりを感じ、自分可愛さのあまり、われ先にと、買占め行動に走る。
もっと普段とおりに振舞いたい。
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by sogatoru | 2011-03-15 18:50 | ニュース | Trackback | Comments(0)

3月11日の出来事

3月11日金曜日は、普段よりもまして、いろんな人から電話がきて、全く大惨事の予感など感じなかった。
まず、以前の仲間、K岡君より、「久しぶりです、先生。イヤ~地獄の3月末の決算月ですよ。移動したばかりで、業績的に、みんなの足を引っ張っているんですよ。何かいい話ありませんか?嵐を呼ぶ男って・・・・・。」数時間後、まさしく彼は、嵐以上の大惨事を呼ぶ男になる。
14時47分、パースの打ち合わせで、K桐さんと打ち合わせ中に、突然、激震がやってきた。最初、彼女は、揺れを感じていなかった。話し中3秒遅れに、(神奈川県の)彼女にも揺れが伝わってきた。電話口で「助けて~」と言われても、こちらも同じ悲鳴を上げていた。
事務所を出ると、多くの人が道路から出て、地震の大きさを確認していた。
私は設計事務所の人間として、つい「建物の中が一番安全ですから、中に入って」と言った。新耐震基準の建物だから、倒壊する事はないだろうが、タイルの剥落が心配だった。幸いにも、タイル目地の剥落程度はあったが、大きな問題はなさそうだった。道路で自動車がこんなに踊っているような光景は、初めて見た。電柱も、陸橋も、道路さえも信じられないくらい上下前後に揺れていた。
地震後、40分後、釜石の恐怖の津波映像がネットで流れていた。背筋の凍る映像だった。まるで映画のワンシーンだった。そういえばこのような、映画のようなワンシーンを過去2回経験している。始めは、阪神大震災の火災の映像、2回目はニューヨークの911のテロ。同じ感覚を一瞬感じた。即刻、メンバー全員に、事務所から退却命令を出す。
既に、電車は前線ストップ。当然、事務所前の道路が込み始めてきた。すぐに行動しないと、帰れなくなる。
鍵をかけ帰ろうとした瞬間、T沢君が1年ぶりに訪ねてきた。「こんにちは、凄い地震でしたね。今、育児休暇をもらって、1カ月休みなんですよ。」地震がなければ、歓迎するところだが、この場合、そういう対応が出来ない。なんでこんな日に。彼には悪いが、そうそうに帰っていただいた。また近いうちに、再会を約束して・・・・。このタイミングの悪さが彼らしい。(笑)
早めの判断が功を奏した。4時30分頃には自宅にて、次々に送られてくる悲惨な映像を見ながら、ひしひしと、大惨事の現実が伝わってきた。
そして、気仙沼の状態も、だんだんと解ってきて、これはただ事ではない。ただただ圧倒されるのみの、現実。
くやしい。なんでこうなるのか? 神はいるのか? 何に対しての罰だ? どうしろと言うのか?自分の非力さに情けなくなる。建築は自然と共生は出来ないが、敵対するつもりも、毛頭ない。どう整理すればいいのか?明日からしばらく禅問答が始まる。
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by sogatoru | 2011-03-12 23:17 | ニュース | Trackback | Comments(0)

なんでも日本初とは名誉なことです

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新宿ルミネ隣りに建つ、西新宿計画がもうすぐ上棟です。さらに上へもう2層くらい立ち上がります。おとなりのビルの高さが約31mだから、相当の高さです。
外装の一部を試し貼りして、色具合のチェックをしました。かなり白っぽい感じのする、清潔感あふれる外装です。なにしろ敷地目いっぱいに建つ計画なので、足場のいらない外装材を選ぶのに苦労しました。この外装を見つけた時は、飛び上がるくらいうれしかった。なぜか?それは残念ながら、まだ詳しくは言えないのですが・・・、ある会社と係争中らしいので・・・・(困)。
ALC版のように、上下2点で取り付けられる5m近い長さの軽い金属パネルが、今の日本では、この材料だけなのです。まさしく日本初の材料です。来月あたりにようやく満を持して、日経アーキテクチャーに載せられます。
日本初という名誉である、現場を、それも新宿の一等地で経験できるとは思いませんでした。
防汚コーテングされているので、さほど汚れも気にはならないでしょう。
シースルーEVや換気ガラリ、ミラーガラスなど多くの表情でにぎやかになる外装です。加えて、電通デザインによる大規模な看板が設置されます。ビルそれ自体がお店の広告塔。
私にとっても、広告塔となるべきお仕事になるに違いない
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by sogatoru | 2011-03-08 14:19 | ニュース | Trackback | Comments(0)

新しい新人達に送る言葉 ・ひたすら「耐える」能力を身に着けよう。

久々の更新です。約2週間ぶりか?繁忙期がやってきました。スタッフが一人、1月末に田舎に帰ったために、急に、業務が詰まってきた感じがする。いかに人の能力に頼って、仕事をしていたか?が解ります。 設計とは、まさに人ありきの業種。 しかし別れがあるから出会いがある。今、代わりに入ってきてくれた2人の新人に、助けられています。その新人に贈る言葉をメールしながら、一方では、まるで昔の自分に言い聞かせているような気すらしている。
その言葉とは、
 心機一転ということわざどおり、新しい気持ちでスタートしてください。こちらに来ると、きっとカルチャーショックをうけるでしょう。それでいいのです。そして不満(ストレス)もたまるでしょう。それでいいのです。仕事とはそういうものです。それが誰もが必ず通る一人前になっていく過程です。一つだけアドバイスします。どんな仕事(技術者)でも、一人前になるには絶対必要な姿勢・態度があります。それはかんたんな言葉ですが、なかなか出来ないものです。それは「耐える」ということ。石の上にも3年、といいますが、何かを習得しようとしたら、まず「耐えて、粘って、辛抱する。」これができない人は何も得られません。今、技術者として、一人前になっている人もいきなり、そうなったわけではありません。イジメや苦労やさまざまな困難を克服して今があります。
60、50代が若かった頃の時代は、叱られながら、たまに殴られたりもして一人前になってきました。 今はそうはいきませんが、うまく叱られる技というのもぜひ身に着けてください。
迷ったり、悩んだら、すぐに私に報告してください。あまり、長いことストレスを貯めないようにすることです。辞めたいなどと思う前にガスを抜かないといけません。たいていは、勘違いだったり、小さなことが始まりで、辞めるなどという愚かな大決心を固めてしまうことがあります。
私はウエットコミニュケーションを大切にしています。飲まなければ話せないではなく、飲んだほうが話に勢いがつく、中味を掘り下げらるだろうといった、薬としての効用を狙っています。

この出会いが良きものでありますように。

「上手とは好きと器用と巧を積む」
「恥を捨て、人にもの問い、習うべし、これぞ上手のもとになりける」
この利休の言葉を心得として、送ります。
これを肝に命じ、信じて最低1年は耐えて頑張ってください。
信じれば、必ず一人前になれます。
さて、最低限、約束してほしい事を伝えます。
まず、第一に、「時間を守る」。
第二に、「大きな明るい(しっかりした)声で、挨拶をする」。
第三に、「間違ったら、素直に謝る」。
若い人への建築への姿勢については、H22年1月12日のブログで書いている通りです。

年齢とともにだんだんに、失うものがあります。それは素直な心です。
つまりひねくれると、この道はおしまいなのです。
建築士とか弁護士とかこの「士」は武士にも通じると思いますが、ある程度、修行期間が必要な職業だと私は思います。まずは、選んだ先輩なり上司なりの色に染まってみて、(つまり基本を教わってから)自分の進むべき道を決める。無責任な立場の派遣や契約社員などで大切な青春の一時期を、浪費してしまっては、本来「士」になるべき大切な修行時間を失ってしまいます。そして30代を迎えると、この素直な心が失せてしまう。早く帰りたいとか、残業代はどうなるのだろう?とか楽して・・・・ばかり考え始めたらもうおしまいです。自分には何もできないくせに権利ばかりを主張する。それをまた法律が後押しする現実もある。悪法も法なりです。 そういうヤカラは、たとえ仕事で間違っても「私の責任ではありません」などとすぐに言い訳めいた思想になる。そんな腐った人間になる前に、早く目を覚ましましょう。新しい一歩を踏み出しましょう。 一刻も早く技術者としての自信を身に着けましょう。
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by sogatoru | 2011-03-02 19:08 | プロフィール | Trackback | Comments(0)