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船橋M計画 今杭工事中

 
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これはサン中央ホーム様から頂いたお仕事です。いつもそうですが、デザインを検討するとき、お客様を喜ばせたいという、異常なほどのサービス精神がわきます。
それでは、さて、どう喜ばせるか? どういうテクでプレゼンテーションするか? 
一般的には、お客様は建築のデザインに明るいわけがありません。ある出来事を思い出します。
10年以上も前のことですが、その昔、私は、友人Tにデザイン協力をお願いして、事務所の設計を共同でデザインしたことがあった。一月間近くも案を検討した。
デザインを簡単に言うと、大地にくさびを打つような形態にした。
そして、その会社社長へのプレゼンテーションの時、Tに同行をお願いした。
その時、Tはコルビジュエとスカルパ、カーンのデザイン論を力説していた。当然、社長はちんぷんかんぷんです。
こちらが、くさび型をしている形態の説明時、社長が質問した「なんで壁が斜めになっているのか?」。Tの説明では、壁を傾けて・・・、傾けて・・・、追い打ちをかけるように何度も、傾けて・・・、説明しているうちに、見る見るうちに退屈そうに変わってくる社長の顔。
経営者にとって、傾くとは縁起の悪い言葉。
そっこく、私がフォローした、「いや、末広がりということで、どうでしょう」物はいいようだ。
その場は、なんとか事なきを得た。九死に一生だった。
今回の船橋M計画は、何と言っても、頂上にある大胆な円形の開口部。
これは、施主である、サン中央様のサン太陽と見立てて、円形に表し、それが建物の中央にくる。その意味ではまさにサン中央。このわかりやすさが、デザインを説得するときに必要なアイデア。(笑)
建築家出江 寛が言った 「プレゼンテーションとは、説得させること、納得させること。」
同じ説得されるなら、たのしく納得させられたいものです。
プロポーズも同じですが。
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by sogatoru | 2011-05-25 18:35 | デザイン | Trackback | Comments(0)

建売分譲PJ  こんなチラシを作成しました。

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不動産業はまだ未熟なため、自分で販売コストを決めて、いざ売り出そうとすると、適正なゾーンを狙ったデザインだったか、いささか不安になるものです。
設計中にはいつも、「これでいいのだ」と自分に言い聞かせながらも、「いや、待てよ」と言う、後ろ髪を引かれる思いとが、共存しながら、振り子のように考えが揺れ動く。しかし、しだいにその振り子の振幅が小さくなっていき、考えが一つに集約されてくる。
その時間が相当長かった。人に頼らず自分でやるしかないと決心するまで、2年の月日が経ちました。(もちろん人には言えない、いろんな事情もありました。)
この計画が成功したら、自信もつくし、さらに大きな展開が可能ではないか?そう思います。自分がクライアントになった気分で設計するのは、普段の時と違って、自邸を計画するのに似ています。自由な発想と、諸条件に束縛されながら、進まざるをえない。
無情に時間だけが過ぎていく。決して妥協ではなく、調和しながら

地元の建築設計事務所が、プロデュースする、建売分譲プロジェクトです。これは挑戦です。デザイン一筋30年のキャリアを活かしたつもりです。図面上では、読み取れないディテールがあります。完成すればきっとお解りいただけますが、売主が建築設計事務所ならではの、細かな配慮、気くばりを感じていただけるデザインになっています。

すでに30社近い業者さんより、問い合わせが殺到しています。 早い者勝ちです。このHPを見て、ご連絡くださる方には、いくらかのインセンティブをつけてディスカウントしてもいいと思っています(笑)
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by sogatoru | 2011-05-25 17:53 | デザイン | Trackback | Comments(0)

家族の真のホスピタリティとは?

もう30年以上も昔の話。 学生の頃、デイズニーランドで京葉ガスの配管工のバイトをしていた。
当時、不勉強で、よく解らなかったが、私が見たのはきっと、地盤改良工事なのだろう。
それが今回の震災で、効果を発揮していた。ランドの駐車場は液状化の影響で、惨憺たる状況だったが、ランドの内部は、お客様の安全を考えてなのか、まったく液状化の影響がなかったように見える。まさに、今回の震災を予想していたかのような地盤改良工事だったと言える。
震災で、もし園内の地盤がひび割れたりしていたら、お客様が不安になりパニックになったに違いない。
なんというホスピタリティの高さ! 見習うべき点が多い。
長男に、ランドであった泣ける話をしてみた。「昔、ご夫婦が、ランドのレストランで、亡くなった子供のために、好きだったお子様ランチをオーダーした話。」気合を入れて話した割に、この話は、今や、学校の教科書にも載っているらしく、まったく感動してもらえなかった。ガッカリだ。
悔しいから、もう一つ。ランド内は非日常空間を演出する目的から、夢を壊す周辺の建物が見えないように、アトラクションの配置や、その高さを設定している。また、敷地全体をお空からみると、ミッキーの形になっている等々、都市伝説までも話すはめになった。
相手を思いやる心の大切さがホスピタリティだとしたら、黙って聞いて、感動して涙をこぼすくらいの演技をしてこそ家族のホスピタリティでは? そう感じてほしいものだ。
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by sogatoru | 2011-05-13 18:28 | Trackback | Comments(0)

ようやく、新小岩PJ着工です。

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私にとっては思い出の地です。20代のお金のない頃に住んでいました。友人の家に下宿していました。 新小岩は電車の快速も止まるし、安く飲めるお店も多く、意外と住めば都なのです。
この建築地は以前、このあたりでは、評判のすっぽん屋でした。3年前、私が独立するとき、お別れの席を開いてもらった場所でした。まさかそのお店の跡地計画にかかわれるとは思いもしませんでした。
解体直前にまた、あの時のメンバーでこのお店で再会の祝宴をしました。
そんな縁ある場所での計画ですから、腕を振るわない訳にはいきません。新小岩には、私が設計した多くの建物があります。それらに負けないようにデザインしないといけません。
タイミングの悪いことに、大震災後の影響を受けたPJになってしまいました。今は世の中まだ自粛ムードがありますが、きっと近いうち、便乗値上げが始まります。また、納入できない材料だってこれから判明してくるでしょう。電気代だって、上がりそうだし、今までオール電化の推進をしてきた設計内容だって見直さないといけません。きっと完成するまでには、何度か震災の影響による変更が発生することでしょう。
大変な時期に着工を迎える案件になりましたが、それだけに、関係者、皆さんが注意をはらいながら仕事を進めてくださいます。塞翁が馬になってくれることを祈ります。
今回はファミリータイプの住宅、S造の小粒な計画ですが、かなりグレードは高い仕様の建物です。駅から徒歩3分の地域柄、一杯飲み屋の多い場所ですから、防犯対策が重要です。道路際に背の高い門扉を設け、ダブルセキュリティーにしました。不審者は敷地内には入れません。両サイドが2階建ての大きさなので、3階からは日当たりがバッチリ。裏には鉄塔があり、将来的に永久なスペースは保証されています。きっと、遠慮される方が多い土地ほど、計画してみると以外に良かったりするものです。
そういえば我が家も駅のホームに面して建ってますが、騒音問題さえ除けば、日当たりはバツグンだし、人間ウオッチングも面白い。もう時効だが、名古屋にいるY永君の嫁さんの家が近所で、ホームで、いつも化粧をしながら、最後、鼻毛を抜いていたのを毎日確認していた。
そういう時の、美人の油断しきった顔が面白かったものです。
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by sogatoru | 2011-05-13 14:29 | ニュース | Trackback | Comments(0)