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気仙沼の親戚からの便り

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震災からはや3カ月半が経ちます。私の親戚が気仙沼に住んでいます。もちろん大被害を受けてしまいました。現金もほんのちょっとですが、お送りさせていただきましたが、やはりなんといっても、これからのことが心配だと思いました。一時的なお金より、やはり仕事がないと復興もできませんし、地元で頑張りたくても頑張れません。ですから、私はすぐさま、親戚の方の会社に、少しでもお仕事が増えるようにと、商品を発注しました。その親戚は、健康食品の会社に勤めています。今、毎月定期的に大量に届くその青汁みたなものを毎日飲んでいます。けっしておいしくはありません。顔もなんだか青くなってきたような気がします。(笑)しかし、気仙沼の方の苦労を思えば、決してまずいなどとは言ってはいられません。頑張って飲み続けます。
その親戚から、こんな町の情報誌が届きました。
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震災直後の惨劇の写真です。一生忘れてはならない思いが詰まっています。最後のページにありました。応援してくれた皆のために今やらなければいけない事は、 「未来に向かって」頑張ること。それが被災地、気仙沼の市民ができる恩返し。復興に向けて立ち上がろう。ガンバレ気仙沼!ガンバレ日本!
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この「地震があったら津浪の用心」と書かれた石碑がむなしく見える。まわりは残骸だらけだ。「災難は忘れた頃にやってくる」の教訓にも聞こえる。 昭和8年からだいぶ時間がたってしまったから、「常に用心」の気持ちが薄れていたのは否めないと思う。あらためて用心の大切さを肝に銘じないと!。
我々の日々の仕事もこの用心が肝心。常に用心・用心・用心。
毎日、メンバーに説教する理由は、単純すぎる理由だ。
気がゆるんでいるから、計算ミス、面積ミス、寸法ミス、記入漏れ、誤字脱字が連発する。
つまり用心不足以外の何ものでもない。
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by sogatoru | 2011-06-29 18:36 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

ほぼ丸一日かかった消防検査

新宿消防の精鋭がそろいました。
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 あの FIRE DEPD の刺繍入りの帽子がほしいと素直にそう思います。 男なら、だれしも一度は、消防士になりたいと・・・・夢に思う。
いざ、大火災にでもなったら、命がけで、救助にあたるみなさんです。人のために命を賭けるなんて、今はなんだか死語になっている気すらしますが、一生懸命に、検査をしている若者の姿が、これからのきっと明るい日本の未来を約束してくれるかのようです。
その消防官たちの一番の話題は、このコーナー用シートシャッターです。
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ヤマダ電機も、今回が初めての採用です。
通常は、このような階段区画の場合、コーナーにはシャッターのための柱が付きます。またシャッターが降りた時に、中から人が逃げれるために、小さなトビラががつくのですが、そのためにもが一定のドア枠が必要になります。店舗側かすれば、とにかく邪魔な柱です。ないほうが陳列しやすいわけですから。
この新商品は、すべてシート状で、小トビラも、飲み屋さんの暖簾をくぐる要領というか女性のスカートを・・・・、ひょいと簡単にめくれます。消防官もかなりお上手でした。コーナー部はジッパーになっていて、かしめ合いながら下りてきます。防火ジッパーです。
以前にも黒部のYKKのショウルームに行って、いろんなジッパーを見学した事を思いだしました。
地下トンネルをつなぐ巨大なジッパーだってありました。
宇宙服だってそうだし、防水、耐火、なんでもありでした。
もちろん、一度も使われないことを望みますが。
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by sogatoru | 2011-06-23 19:09 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)

いよいよ完成です。超大型現場でした。 LABI新宿西口館

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当社が設計した、巨大な建築がついに完成しました。 これから、死ぬまでずっと、夜、新宿西口に飲みに寄る度に、ある感慨にふけることでしょう。当然、ああすればよかった、こうすればよかったという思いは多く残ります。 それはどんな建物においても当然あることですが、この巨大な建物に関しては、今までの比較の類でなないでしょう。
企画だけでほぼ1年を費やしました。本当に長かったです。(苦笑)
企画開始から、まる3年を費やした建物でした。
そのほとんどが、都の安全条例、や駐車場条例、立地法やら、駐車場の計画に費やされたようなものでした。片やたくさんの駐車場確保を要求する法律でありながら、渋滞の激しい甲州街道がさらに渋滞するのは困るという立場の近隣住民と警視庁からは、その手厳しさに閉口したものです。
これらの法がまったく、今の現実に合っていないから苦労したものです。 今でも、この地下3階4階を見ると本当にこれでよかったのか?と疑問に思います。
新宿の駅前であろうが、郊外であろうが、店舗面積に応じた台数が必要とされる滅茶苦茶な今の法律(私は個人的にそう思います)です。それぞれの役所の担当者も法律を離れれば個人的意見としては不要だと思ってくれていましたが、法の条文を曲げるわけにはいかない。悪法も法なりとはよく言ったもの。
渋滞で混雑する甲州街道からカーリフトで、運転手が運転したまま地下4階まで下りて自走して多段式パーキングに収納する。本当に有効に使用されるのだろうか?この地下だけで何十億の費用がかかっているのだろうか?
設計中、設計者として、微力ながら抵抗してきた、上空へのタワーパーキング案がありました。新宿の駅前で、多くの人達の目線にさらされる建物が、立駐機では、設計者としての、晩節を汚すと自分に言い聞かせ、なるべく地上には出さず、地下駐車場案にこだわり続けてきた記憶があります。その結果、地下30mもの掘削工事という前代未聞(新宿超高層ビル並み)の深さになった所以です。
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また地下2階からは、新宿駅地下街との連絡通路も兼ねておりEVで、地上へ昇降できるようにするために、京王電鉄との協議も必要でした。
完成すれば必ず人の流れが変わる建物になります。
7月からはTVコマーシャルにも写しだされます。今、成し遂げた達成感で、ほんのちょっとだけですが、ほっとしています。
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by sogatoru | 2011-06-22 16:39 | ニュース | Trackback | Comments(0)