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右端がガッツさん、中央が鳥羽一郎さんでその左側が三田明さん

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「罪と罰」
はじめて、映画試写会というものに参加させて頂きました。
監督や俳優さんらが、上映前に、壇上で、ご挨拶します。その監督、主演は、ガッツ石松さんです。
最初のご挨拶で、ジャスミン革命のお話を長いことされていました。緊張のせいか途中内容を、ポカッと忘れてしまい(会場内が爆笑の嵐)、メモを読みながらの発表でしたが、親切丁寧なお人柄が現れていました。
チュニジアの貧しい青年が、政府への悔しい思いの末の、焼身自殺から端を発する革命。
そして、世界的にも、独裁国家や専制国家への反政府運動が相次ぎ、ついにはエジプトやリビア等へ飛び火していきました。
きっとこの映画はそのチュニジアの命をかけた青年の訴えにも近い思いで製作に当たったのだという事でしょう。
そのお話中、私にはガッツさんの目に、うっすら涙が浮かんでいるようにも見えました。
この映画には鳥羽一郎さんや三田明さんらも友情出演しています。
罪を許して人を憎まず、ということわざがありますが、被害者サイドに立てば、それはあり得ない。ハンムラビ法典にもある、目には目を!歯には歯を!が被害者の感情でしょう。
この映画はガッツさんが、殺された被害者家族の気持ちに報いるために最後、割腹自殺をはかります。昨今の加害者やその家族に対する、模範となる姿勢を表しているような気がします。
ましては東電の幹部社員にはぜひ見てほしいと思います。
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by sogatoru | 2012-02-18 14:10 | ニュース | Trackback | Comments(0)

木村傳先生逝く ありがとうございました。

私は、工務店に生まれ、なんの迷いもなく、建築への進路が決ってしまいました。
しかし本当の意味で、建築設計への道を志すことが出来たのは、22歳の時で、行き先のなかった私を木村先生が拾ってくれたからです。
木村傳先生は、村野藤吾賞 や 日本人初、国際コンペ1等入選を果たした、(ペルージア市 ビジネスセンター国際建築コンペ) 等の、輝かしい経歴の持ち主です。
実は私の息子も今、建築に進んでおり、今、古市徹雄さんに教えてもらっていますが、古市先生も、同じ村野賞をとった言わば同志なのだと自慢しても、なかなか信じてもらえません。しかし、それを証明できる一枚の写真を偶然にも見つけました。古市先生が、村野賞受賞時、村野先生とご一緒した際に撮った写真の左隅に、木村先生も映っておりました。これぞ動かぬ証拠。
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木村先生は、この20年ほど、ずっと闘病生活を強いられ、辛かったに違いありません。さぞやペンを持ち、デザインをしたかったであろうと思います。
2月6日、改めて、大勢の大先輩らと通夜の、二次会で、お酒を酌み交わしながら、当時の先生について語り合うと、自分の知らなかった先生の人間像に触れられる事が出来き、感動すら覚えます。
こんな凄い人に、私は拾ってもらったんだ、と。
こういう先輩らに、恥をかかさぬように、さらに上に向かって頑張らねば!とエネルギーを注入することができました。
きっと、私が元所員の中では、一番出来が悪かったに違いありません。
先生に叱られる時に決まって始まるあの出だしのセリフ「あなたネ~・・・」今でも、その視線の怖さを覚えています。
なにしろ、私が入所してから5年間、年齢的に私より若い人が入って来なかったので、ずっと下端でした。今思えば、もっと気持ちを込めてお茶を入れてあげれば良かった。もっと丁寧に、便座をお掃除してあげれば良かったと・・・。悔やむことばかりです。笑
在籍当時、ちょうど、バブル期になり、マンション設計が多かった。 図面はそのほとんどを内製化していましたし、本当に時間をかけて丁寧に設計・監理していたと思います。 頭で考えても、所詮出来の悪い頭、考えるより、まず行動する。手を動かす、汗をかく。とにかく耐えて続ける。
そういう経験が、転職後のスターツでも評価してもらったのだと思うと、ずっと前から、不思議に見えない糸で、今の自分と繋がっていたかのような錯覚を覚えます。
あれがあったからこそ今がある。  すべてに感謝です。
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by sogatoru | 2012-02-10 14:48 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

ガッツ石松さんより  

私が尊敬する芸能人であり、知人であり、元世界チャンピオンの、ガッツ石松さんがまた映画を作りました。その新作映画「罪と罰」の試写会にご招待されました。
今度は、ヒットしそうな予感がしています。笑
みなさん、ぜひ、見てください。
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本当のガッツさんはテレビの印象とはかなり違います。勉強家だし、哲学者です。
過去にガッツさんはいろんなお店も出しましたし、映画を製作するのもこれで2作目だし、選挙にも出馬したし、とにかく失敗を恐れないチャレンジ精神旺盛な方です。
ガッツさんの人柄が解る、エピソードをひとつご紹介します。
昔、よく、飲みに連れていって頂きました。 
二人で、池袋で飲んで、いい気分になった、2件目のお店のエレベーター前でのことです。
「チャンピオン!」そう叫んで、突然そりこみを入れた、黒い上下のスーツを着、エナメルの白い靴を履いた、怖そうな青年がファイテングポーズをとりながら走ってきました。私はもう終わりだと観念しました。
(ブルースリー伝説にありましたが、有名になりたいチャレンジャー達が無謀に挑んでくる話。逆に手を挙げれば警察沙汰になるし、・・・。)
しかしガッツさんは私をかばって「ちょっと裏に隠れていて!」
私は隠れながら、その間、ずっと携帯電話の110発信の準備していました。
ガッツさんも、ファイテングポーズで迎えました。
2人が相対した瞬間(2秒か3秒)、青年の方がたじろいだ気がしました。構えて初めて何かが解ったのかもしれません。その青年は「チャンピン!」
俺のボクシングを見て下さい」といきなりシャドウをしてみせました。ボクシング修行中の青年だったのです。 しばらく「こうだああだ、こうしろ」とガッツさんは熱い指導をしたのち、その青年は深々とおじぎをして帰っていきました。 緊張の数分間でした。
帰り際、ドヤ顔で私を見ながら、青年に向かって「ホーケー牧場!」   
危険な勝負の世界にいた方ですから、どんな窮地に追い込まれても冷静だし、気配りは出来るし、常に笑いのチャンスを狙っているし、決してうろたえません。  見習わないと! 今の私も! 
それと、こんなに世界チャンピオンをお笑いのジャンルにしているのは、日本だけのようです。
スピルバーグ監督作品には多く出演してますが、監督もそうだし、映画ブラックレインの時などもそうだったし、マイケルダグラスさんの方からガッツさんに挨拶にきてくれたと聞きました。世界一になる凄さは世界に通用する人達にしか理解できないのかもしれません。
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by sogatoru | 2012-02-10 11:05 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

第6回イソバンドデザインコンテストNISC賞に入賞いたしました

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私が設計監理させて頂いた、西新宿のヤマダ電機の建物が第6回NISCイソバンドデザインコンテストに入賞いたしました。 簡単に説明すると、1年を通して、国内が対象で、金属の外装材を使用した建物のデザインのコンテストです。このところ、しばらく、建築のデザインの賞とは縁遠い内容の仕事をしていると思っていました。(笑)
しかし、見る視点、立場が変わると、そうでもないものです.
私にとって、まさに快挙と言えます。304作品もの応募作品の中から選ばれた名誉ある受賞でした。3年間、苦労した甲斐がありました。建築のデザインは制限や規則が厳しいほど、より創造性が高められると聞いた事がありますが、まったくその通りです。デザインという作業は、コスト、法規、要望、施工性、その他さまざまな要因を解決、克服しながら、修練させていくものです。
当時を思い起こせば・・・・・・・
当初aビルウォール(g折半とk島建設が開発)が代理店となっている特殊なパネルで外装を、設計していました。それがいざ着工してみたら、耐火認定不適格で、使用不可となりました。その材料を選んだ私としては、責任があります。私のせいで、工事が遅れれば、もちろん、ペナルティーが発生します。ところが、そのパネル自体が特殊な材料だったゆえに当時、代替え品がありませんでした。軽い金属サンドイッチパネルで、無足場工法が可能な外装材です。PC板や他の材料に変更したとしても計画変更申請で、構造設計をやり直したら、数ヶ月はかかるでしょう。それは絶望的な状況でした。そんな時でした、なにやら、住金鋼板さんが新しい材料を開発しているらしいと言うラッキーな噂を聞きつけました。そこからが、時間と体力勝負の設計変更作業が始まりました。まだ具体的に商品化されている訳ではなかったので、設計者、と現場監督と、メーカーとの共同での作業となりました。結果的に、当初の外装パネルより軽くて薄くて強度も高い、原設計を超える良い材料になりました。設計者としては命拾いした思いがしたものです。思いおこすと、あの時は必至で、一日一生の毎日でした。笑
今、ほんの少しですが、苦労が報われた感じがします。もちろん、それは私だけでなく、
関係者一同、全員の苦労が報われた気がしています。皆さん本当にご苦労さまでした。
それと、住金の鈴木さん、本当に感謝しています。
感謝の気持ちを込めて、私から、関係者に、ほんの気持ちですが、粗品を進呈しました。
方位磁石です。進むべき道を間違えることのないように。そして裏には、座右の銘、を入れました。

architect as servant

建築家とは社会の奉仕者であるように。
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by sogatoru | 2012-02-03 09:52 | ニュース | Trackback | Comments(0)