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船橋市M建売分譲計画の初期スケッチ 

4棟現場です。北に大型スーパー、東に公園。全敷地が2方向道路です。
前職場S社の友人が「やめとけ・・・また失敗するぞ」との忠告を受けながらも、自分で設計施工したいという血が騒ぎます。笑
 特徴として、敷地全体を通してパッシブなデザインで、まとめたいと考えています。
特に温熱環境には配慮したものにしていきたい。
そのためまず自分の思考を「パッシブ」にしなければなりません。 流行語のよう言われている「共生」とか「地球にやさしい」という言葉のなかに見え隠れするのですが、もっとわかりやすく言えば「どや、どや的な、環境にやさしいだろう」的な自慢しているような態度や思考ではダメだと思っています。 ただパッシブに、といっても「消極的に」という意味でありません。強引に早急に結果を導き出すのではなく、十分に敷地を観察し広い視野と柔軟な視点で考えてみよう、という事です。 焦らず、ゆったりと考えてみようという姿勢が大事です。本当の住まいづくりは特に、そんなゆとりを持った考えを持つことが大切だと常々思っています。 ハウスビルダーが要求するようなスピード感では、良い建物が出来ません。設計時間などせいぜい1週間とか2週間しかないですから。 ゆっくり構えるところから、本来必要な要望も明確になっていることでしょうし、あれもこれもと迷った末の無駄なお金(=資源)も使わなくて済むようになっているに違いありません。 隣りにある大型スーパーの休憩室で、お昼をとりながら、敷地を観察するのが日課になってきましたが、この辺りの建物は、とにかく密集しています。新しい住宅群もまるで、おしくらまんじゅうのような、イモ洗い的な、配置で、敷地にスキマがありません。裏の家が見通せる余裕などないわけです。 結果、風通しの悪い造りになり、お金のかかるアクティブな温熱環境に頼らざるをえなくなる。 話は脱線しますが、満員電車に乗って20数年、退社してから、久しぶりに電車に乗って、初めて知った、自分が閉所恐怖症だった事。長い時間耐えていると苦痛な感覚さえもがマヒします。 人間関係の距離感と建物のそれもきっと同じです。近づきすぎると弊害が大きくなります。 そして今エンドユーザーがもっとも興味を抱いている、太陽光をふんだんに利用したパッシブデザイン。 エコキュートも併用しさらに、深夜電力を上手に使い節電する。(今後の電力会社の値上げに注意しないといけないが、)
外装もALC版で、外断熱の効果を高めてみては?
開口部も、省エネ効果の高い外付けロールスクリーンを設置してみては?
これは、今、我が家でも検討中です。西日がきついので、これで熱を遮断してみようと!
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by sogatoru | 2012-06-29 17:56 | デザイン | Trackback | Comments(0)

しばらくぶりの 近況報告

知人から、「病気でもしたか?」 「仕事で何かトラブル?」と、連絡を受けました。
というのも、このところ、いろいろ親戚の不幸があったりし、その他、雑多な問題が山積みされて、しばらくブログから遠ざかってしまいました。
久しぶりに書きこんでおります。こんなに、間が空いたのも久しぶりな感じがします。
前回は、筑波の竜巻の現地見学会でしたが、いみじくも、今日は台風が接近しています。またあの悲惨な光景を思い出します。
コンクリートの耐圧盤や基礎ごと、風で飛ばされ、家がさかさまになり、子供が亡くなってしまった痛ましい光景。基礎と建物を結合させるホールダウン金物の強さを改めて感じました。強く結びつくと、その分、被害も大きくなります。
長年連れ添った夫婦も同じ、片方が亡くなると、もう片方も・・・・。
さあ、元気を出して、今年もすでに後半戦に突入です。
今進行中のプロジェクトをご紹介します。ちなみにプロジェクトという意味は「前へ進む」という、「げんのいい」言葉です。
まず大きな、老人ホームです。
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鉄骨2階建てです。もっか実施設計中です。タイトなスケジュールです。きっと夏休みも返上になります。
次に比較的小さな案件ですが、2階建ての鉄骨造のアパートです。
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この2つを見て、解るように、ほとんど同じデザインだということです。
外装もほぼ同じ、屋根形状も同じ。手抜きではなく、偶然同じ、コンセプトで、まとまってしまいました。
コンセプト は 切り妻屋根風の建物
デザインの特徴として、スカイラインに変化を持たせました。
一般的なビル建物のように、水平線が強調されると、人工的になり、非人間的な感じが強くなります。
「家」 の カタチ、それは切り妻屋根です。
小さなお子さんが家のお絵かきをすると、必ず屋根が三角形になります。
今回はその、切り妻屋根の特徴を活かし「家」の印象を強くしたデザインでまとめてみました。
こんなコメントをコンセプトにして作業を進めていきました。
三角形の持つ見えない力、その屋根形状から発する、安心感みたいなものが、人間の心の中には、きっとあると信じています。
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by sogatoru | 2012-06-19 14:59 | デザイン | Trackback | Comments(0)