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謹賀新年  年頭のご挨拶

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謹賀新年
昨年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
皆様のますますのご発展を祈念しますとともに、
本年もなお一層お引き立てを賜りますようお願い申し上げます 

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新しい年の始まりをどうスタートしようか? まずは気合を注入したい。 名建築でも見てパワーを頂こう。そう思い、新年早々、国立近現代建築資料館に行って、坂倉準三展を見に行ってきました。先人たちの鉛筆による手書きのパワフルな原図を見ていると、負けてはいられないぞ、自分も頑張らなきゃ、そんな声なき声が聞こえてきます。手書き図面には魂の叫びのような、絶対にこうしたい、こうするんだ、信念のような気迫が感じられます。
毎年増えてきたと感じる設計与条件にひるむことなどなく、親切、丁寧に接し、細やかな配慮の出来る設計を心がけると同時に、大胆でダイナミックな発想も併せ持つ姿勢が大切。昨年はアベノミクスのおかげで、ある程度の案件は確保出来たが、今年はどなるものか?忘年会での情報交換会でも、昨年の好影響は、今年の夏ころには薄れてきて、かなり厳しくなると言う予想もある。現に業者(職人)不足で、進行中の現場の工期も深刻なほど遅れている。この状態はしばらく続きそうな気配である。
資材高騰によるコスト高も深刻で、企画時の概算より1割は優にあがってしまい、かつ3%の税率のUPで、頓挫するPJも今後増える可能性大な状況でもある。
ビル案件でPJが大規模化すると設計のディテールはどうしてもおざなりになり、細かな部分に目が行き届かなくなる不安がある、同時に戸建て住宅の場合はそのディテールがとても重要であり、一番クレームになりやすい致命傷になる。常に気持ちの上ではその大小の両輪を上手にコントロールしないといけない。
特に今設計中の市川駅前PJと東上野PJは、今後の命運をかけた仕事になりそうな予感がしている。前者は駅前ロータリーに面する責任ある立地であり、後者は銀行と共同住宅の複合ビルという社会的責任の大きな建物。これはアトリエ事務所としての誇りと個性を活かしながら、大きな責任と義務を背負うことになった。

そして来月、1年半の歳月をかけて創ってきた案件となる西葛西7PJが完成する。 事務所、店舗、共同住宅、自宅、という複雑な内容のため、難易度が高く、時間と労力はかけました。場所柄、(前職場のそば)どうしても気合の入る案件となったこともあり、手ごたえのある建物になっていると思う。 
私にとっては、新たな年(新境地)の幕開けとなる存在(吉)となる事を期待したい。

本来、設計はクライアントから依頼され、クライアントのための設計を行うものです。しかし、他人のお金で設計するところに、どうしても人のふんどしで土俵をとる、どこか身勝手な気持ちがぬぐいきれないところがある。そこで、自腹でコストを負担し、土地の購入から初め設計施工する案件が年にひとつはあっていいと思っている。それはまさに真剣勝負であり、決して的を外せないし、常に刀がさびないようにという「戒め」にもなっている。

今年のテーマにしたい、常に真剣に設計する姿勢を保つ。 「真剣設計」
初心に帰った気持ちで頑張ろう、昔、設計を志した時の、あの頃の精神を再度思い起こそう。 今年、30年ぶりに設計事務所時代にお世話になったM先輩から年賀状がきました。少年兵だった当時が思い出されました。来る日も来る日も、お茶くみ、便所掃除、仕上げ表のライン引き、タイルの目地入れ、マンションの同じような展開図ばかりの作図、深夜隠れて先輩の図面を盗み見し学習し、5年目頃にようやく詳細図を書かせてもらえる時代、デザインしたくてもその機会がなく、常にデザインしたい欲求がたまっていた。あの頃のパワーがあれば何でもできる。 (鬼気迫るほどの)気合を入れて気迫を込めて、今年も、果敢に活動していこう。
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by sogatoru | 2014-01-06 12:03 | プロフィール | Trackback | Comments(0)