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ガッツ石松さんからのプレゼント 

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今週初め、もう10年来のお付き合いになる、ガッツ石松さんから、本を頂きました。表紙には私も好きな言葉「粗にして野だが、卑ではない」が書いてあります。
中味はスポーツ新聞(スポニチ)にガッツさんの人生をまとめた連載記事があって、それをまとめた本でした。
日経新聞の私の履歴書のスポーツ版という感じです。しかし内容は、日経より勝っています。無鉄砲な生き様がおもしろい。人生に対して一生懸命さが伝わってきます。夢をあきらめてはいけない、辛抱し耐えていればきっと運が開ける、そして困難は自分の力で切り開く強さ。経営者ならば、かなり参考になります。
日経新聞の私の履歴書では、過去に、建築家では安藤忠雄、磯崎新が連載されました。いつか私も出してみたいという途方もなく大きな夢をもったものですが(笑)、今までガッツさんがそれに出ていなかったのが不思議なくらいです。
三度笠と合羽姿のユニークないでたちでの登場方法や、子供をリング上で抱っこしたのもガッツさんが初めてだし、映画監督であり俳優で、おしん、やスピルバーグ監督作品にも出ているし、選挙にも出た、こんなに有名な人物なのに、日経新聞の方も目がない、と思うと言い過ぎでしょうか。野球選手やプロゴルファーは連載されても、元プロボクサーでは未だ誰もいないようです。
テレビで活躍するようになった元世界チャンピオンとしては日本ではパイオニア的な存在な筈です。なぜもっと注目しないのか?不思議です。
経済新聞だから仕方ないか!
見た目で判断してはいけません。世界の頂点ってそう簡単になれるものではありません。それを一番よく理解しているのは上場企業の経営者の筈。
最後の締めくくりで、やりたいことはまだまだたくさんあるが、何をやったらいいか今すぐには解らない、何が食いたいって聞かれても、その時にならないと解らないだろう?ガッツさんらしい。普段着の言葉の中にこそ真理がある。
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by sogatoru | 2014-06-28 12:41 | プロフィール | Trackback | Comments(1)

不要になった地盤改良工事。

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今、毎日、当社に足を運んでくださっているお客様がいます。顔から必死さが伝わってきます。
もともと設計施工の工務店で計画を進めていたのですが、工務店の設計担当者とうまくいかなくなったので、当社に切り替え、まずは設計だけを進めてから、工事をする話に切り替えました。
自宅と店舗の併用の木造3階建ての計画でしたから、お客様の想いも人一倍です。
今日は地盤調査でした。それも良い地耐力の数値がでずに、今日が3回目の調査になります。
お客様は納得するまでやられる徹底したお方です。笑

家を建てるにつけ、まず地盤調査をしますが、その調査費用を安くしたいがため、によく発生してしまう話があります。
工務店からの推薦業者が多いのですが、地盤改良屋さんの調査(スウエーデンサウンディング)方法では、かなり悪い値になり、地盤改良工事が必要になるケースがあります。その見積もり額が数百万になります。
お客様は、その追加のお金額をつくるために仕様変更を余儀なくされる。
ほとんどの方は、安心を買うために、あきらめて地盤改良工事をします。
しかし土地の歴史を知っている人達には、「?」がつきます。
3年前の311の大震災の時でも、このあたりの家は全く問題なかったし、周辺のほとんどの家は地盤改良工事なんてやっていないけど大丈夫だったと。
そしてお客様は、工務店を信じられなくなって、当社に駆け込む。
当社が地盤調査の専門会社に15万円くらい払って違う調査(平板載荷試験)してみると案の定、良い結果がでる。
普通のベタ基礎で問題なしという結果におさまる。
ではなぜこのような事態が起こるのでしょうか? ただ単に悪徳地盤改良屋さんに当たったのでしょうか? 地盤がさらに頑丈になるのだから安全性が高まります。犯罪ではないでしょう。しかしローコスト住宅の場合など、その数百万円が重くのしかかります。
バランスを欠く判断になります。すべては調査方法の選択次第です。
地盤改良屋さんは、調査が専門ではなく、地盤改良工事の専門業者であって、その工事で飯を食べている訳です。3万程度の調査費用では食べていけない訳です。
つまりサービスで地盤の調査をやっているようなものです。誰が考えても解りそうなものですが、このカラクリが、素人には解らないのです。調査の専門の方の意見を真摯に受け止めようとする素直な日本人の気質に付け込む行為にしか思えません。
それに地盤保証という甘い蜜、ニンジンをぶら下げてお客様をゆさぶりにかけるのです。
このシステムは政治の問題ではないかと思うのですが、天下りの温床になっている気がしています。賢い役人なら考えそうなことです。
以前、地盤改良屋さんから工務店に、紹介料が支払われている現実を見つけましたが、まさに癒着の構造にもなっているところもあります。
やはり毎回、私が主張する、設計(調査)する側と施工する側が同じでは、正常な判断は不可能なのです。
こういった内容のたぐいの話で、お客様に建物つくりの夢を無くしてほしくないし、業界のほんの一部の事が全部であるかのような誤解を招いてほしくない。
襟をただし、言うべきことをきちんと言う、そういう専門職の集団の業界にしていかなくてはならない。

ーあとがきー
以前、スウェーデン式サウンディング試験(SS)ではせいぜい20kN/㎡しか支持力が出なかった現場がありました。粘土層でした。仕方なくボーリング調査と(粘着力を調べる)三軸試験という試験も同時に行ったところ、100kN/㎡程度も確認されたことがありました。

建築費用、調査費用に関係無ければ種々の調査を行えばいいのですが、実際は建物規模を考慮して有効で安価な調査を行うことが最適と判断します。
ローコスト木造3F建ての基礎ですので、直接基礎底面の支持力を確認する載荷試験が有効だと判断します。もちろん載荷試験が100%良いとも限りません。試験深度下の地盤構成や強度が確認出来ないためです。
また、液状化予想図からも判断しても(東京都土木技術支援・人材育成センターから発表されてる液状化予測図)、たとえ液状化の可能性が高い地域に含まれたとしても、だからといって建物が建てられないことにはなりません。
多少費用は発生しますが、基礎はベタ基礎で剛性を高めたり、上物を地震に強い構造にする等を行えばいいと私は判断します。それに万が一、長い年月の間で、もし仮に建物が数センチ傾いたとしても、ジャキアップ工法で水平にする工事費用も数百万です。地盤改良工費とさほど変わりません。
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by sogatoru | 2014-06-20 18:03 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)

私の忘れられない思い出。 こうして一緒にお酒が飲めるのも・・・。

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銀座、古径(寿司)で親睦会でした。ごちそうになりました。
さかのぼる事25年前、かわった新入生の営業マンが入社してきた。写真左側のK君。今は鍵の専門会社の社長である。大社長になりました。
若い頃、元気で、お調子者で、常に奇をてらい、人と同じことをするのが嫌いで、・・・
そんな彼と波長があったのか、よく一緒に仕事をした。彼の無理な要望を引き受けて、私は、よく設計をまとめてきた。無理をするのは彼が好きだったからだ。今だから言えるが、組織だから当然、好きではない営業マンもいた。
大組織といえども、人間関係だから、営業マンと設計者の関係が必ずしもうまくいっているとは限らないし、担当者レベルではその好き嫌いが、明確に図面に表れるものだ。特にデザインなどは気合の入れ方でかなり変わってしまう。
私は良く言ったものだが、同じ社内の人間関係すらうまく調整できないくせに、お客様など説得できるわけがない、と。
図面が遅い早くしろ、出来が悪い、こんな図面で契約なんかとれるものか?そういう注文をつける営業マンほど、プレゼンがダメだったとき、なにもこちらに連絡がない。しばらく経って、あの案件どうだった?と聞くと「ダメでした。」で終わり。設計側にすると、「それだけかよ。」となり、ますます気持ちが離れてしまっていく。
話をもとに戻すと、K君はちゃんと報告をしれくれたし、残念会もした。ドリンク剤を買ってきてくれたりもした、無理な相談をするときほど、アフターフォローも決して忘れなかった。
私も変わっているタイプだから、同じようにそういう変わった営業マンにはとことんテコ入れしたくなる。良い子で賢くて型にはまった生き方で、いい成績を上げた人だけが出世する社会など面白くないと思っていた。
受注できたときのお祝いで、羽目を外し、悪い遊びをした事もちゃんと彼は覚えてくれていた。仕事の内容より、そういう遊びを通して関係が深まっていくもので、だから、ウエットコミニュケーションが人間関係でいかに大切であるかを今でもひしひしと感じます。あの時のあの遊びが無ければ、今こういう関係にはなっていない。お酒が好きで、強かったおかげでよい人達に恵まれました。この体で産んでくれた親に感謝です。笑
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by sogatoru | 2014-06-16 17:33 | プロフィール | Trackback | Comments(0)