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夏休みは、沖縄に行ってきました

今回の夏休みは、終戦後(敗戦後)来年で70年目の節目となるにふさわしい場所、沖縄に行ってきました。
実は、今から24年前の話ですが、T事務所ビルの建設のために、この沖縄に1年半近く通っていました。
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建設当時の面影はそのまま残っていましたが、24年間一度も外装のメンテナンスは行われていない様子で、かなり汚れていました。なによりも残念なことは、ビルの所有者が変わってしまっており、違うビル看板が付けられている事でした。
24年前、首里城の改修が進められており、沖縄返還20周年記念というお祝いムード一色に染まったかのような、まさにバブル期終焉が近づいていた沖縄でした。
沖縄の真実については、当時あまりにも不勉強すぎて、知らなかったことが多く、今反省の日々ですが、おかげ様で、今は多少理解できるようになりました。
あの当時でも、まず初めに、タクシーをチャーターし、ひめゆりの塔、海軍司令壕後などを見学し、涙し、かなり暗い気持ちになったことだけはよく覚えている。もちろん、今回も昔と同様のルートでまず、行動し、自分の気持ちの変化を、確かめてみたいと思いました。
昔は、「敗戦国日本人が悪者でアメリカは正義の良い国」そういう教育をされてきた私にとって、なぜか後ろめたい気持ちになった記憶がある。
偶然にも、一昨日、TVで映画、「硫黄島からの手紙」をやっていました。
なぜ監督のクリントイーストウッドが、このような映画を造ろうと思ったのか?渡辺謙演じた、栗林中将はアメリカではヒーローになっている事等も考えると、まだまだ知らないといけない歴史的事実が山ほどあると思うし、この硫黄島の戦いでは、歴史上初めて日本の領土が奪われ、この戦いに敗れた翌日に、アメリカは沖縄に行き、初めて民間人を巻き込んだ沖縄(地上)戦の悲劇が始まる。同時に、硫黄島においてはアメリカが、大急ぎで戦死者の上に滑走路が建設され、広島に爆弾を落とすための滑走路建設の準備が始まる。
大勢の日本人が無くなった現実と、まだまだ多くの帰れない遺骨がある事をうけとめ、未来の日本のために命を失った大勢の英霊のおかげで今の幸せがあることも忘れてはいけない。
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by sogatoru | 2014-08-18 16:50 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

優秀な方こそひっかかる詐欺(に近い)商法

住宅設計を得意とする友人が、大手ハウスメーカーが集まっている住宅展示場のそばに設計施工の会社を構えました。
コバンザメ営業と言っています。
ハウスメーカーの利益率は40%くらいだということをご存じだろうか?
それくらいもらわないと、大きな体を維持できないのです。
だれでも考えれば解りそうなものなのですが、それが解らない素人が大勢いるから成り立っているのが現実です。
だからこそ小さな会社のようなゲリラ営業が成り立つのでしょう。 たとえば、
会社が大きいからデザインが上手だということはありません。デザインという作業は個人の能力で成り立っています。会社がデザインしているわけじゃありません。
デザイナーが、夜遅くまで、机に向かって、自分の世界にとじこもって、デザインしているのが現実です。大手ハウスメーカーでは時間が立てば終わりです。生産性が重要ですから。設計者には次から次へと仕事が新しい案件が襲ってきます。 
気持ちが疲弊してきます。 結果、未成熟なデザインが生まれます。
最近は労基がうるさいから、夜遅くまでデザインできない現実があります。
その点、個人事務所は自由です。納得いくまで作業できます。
そして給料も安いから、結果的にはクライアントとして、お得な建物に仕上がります。
お客様からの視点で、不安なのは、社会的信用だけです。それは見た目でも明らかです。服装が自由人ですから、アロハシャツを着ている人とスーツにネクタイの人とどちらが?信用できるか?
時間、コスト、クライアントの要望、現場に入ってからの人間関係、職方との調整、アフターメンテの問題等、信用できるか? 約束事項を守ってくるか? 裏切らないか? 逃げないか? 遊び人みたいだから亡くなったらどうしよう?とか、 確かに心配は尽きませんが、だからと言って大手ならば大丈夫なのでしょうか?
ブランドのスーツを着こなした、すかしたゼネコン設計部の人間のほうが遊び人である事を、私はよく知っています。合コンで女性に渡す名刺に、「1級建築士」とあると、持ち帰り率が高いと言っていた人も知っています。
「TVコマーシャルもしてる大手に造ってもらったから安心だ」と言っている人で、泣いているクライアントを多く知っています。結局建築は、人の手でつくられるものですから、最後は人と人なんです。その人がどこに住んでいて、誰と知り合いなのか、お子さんはどこの学校に通っていて、ご両親はどういう人で、近所の評判はどうなのか? いろんな事が解っていて、いつでも連絡が取れる間柄である事が一番安心なのではないでしょうか?。
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by sogatoru | 2014-08-07 11:08 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)