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本日めでたく地鎮祭 

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地元で有名な、地域密着をモットーにしている不動産会社のショールームと事務所機能を併せ持つ計画です。
肌寒いお天気の中、神主様の御祈祷により、無事、地鎮行事をお納めすることが出来ました。
この年になっても、地鎮祭でかま入れの儀を行う度に「いよいよ始まるんだ」、という興奮と身震いを覚えると同時に、企業の今後の発展に大きな影響を与えるプロジェクトに参加出来た喜び、そして、その責任の重さを痛感し、身の引き締まるような思いがします。
線路際で、最高に目立つ立地にいかにしてすばらしい建築のデザインをするか?この課題に対し、私の考えた案、回答は、電車のスピードにも負けないカタチでした。ショールームという性格上、透明感、解放感はもちろんのこと、一般のお客様が気軽に入店できるカジュアル的な雰囲気空間をどう設えるか?、いかにして開かれたスペースを確保するか?それももちろん重要なのですが同時に、素晴らしい建築を提供する地元不動産・建築の専門企業としての提案力、センス、感動性、あらゆる角度のテーマを検討する必要のある建物です。
車、電車のように一瞬で通りすぎてしまうようなスピードにおいてでも、目に残るデザインとは?
まず特徴として、10mを優に超えるキャンテレバーの構造フレームがこの建物に強い印象を与えています。躍動感、ダイナミックなイメージ、若さや元気感、が伝わる筈です。
そしてショールームの床レベルを歩道とほぼ同レベルに設定し、外部と一体になれるような親近感をもたせ、入店しやすいお店つくりを考えました。2層吹き抜けのエントランスホールは 開放的で非日常的な空間を間に挟むことで、ショールームと事務所の仕切りであり、気持ちの整理、切り替え(スイッチ)空間として存在します
先週見学したFLライトの弟子、遠藤新設計の加地邸でも発見しましたが、囲わざるして囲う、仕切らざるして仕切る、手法。
西欧のドアでしっかりと隔てる空間ではなく、日本的なあいまいな仕切り空間。
そのほうがむしろ落ち着いた雰囲気になるのかもしれませんし、ひょっとしたら洗練されたスタイリッシュな感覚になり、フォーマルな印象で訪れたお客様を迎えられるのかもしれません。
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つくづく建築の作られる過程はドラマだと思います。
今日ここに参列された皆さんが主役であり脇役であり、全員で素晴らしい建築(ドラマ)を作っていきます。
クライアントに100%のご満足を感じて頂けるように、これから現場監督さん、とともに素晴らしいドラマを作っていきます。
昨今スーパーゼネコンでさえ、せっかく建物を作ったのにまた壊すという事件が起こっています。
そういう悲劇にならないためにも、これから完成に向けて厳格な姿勢で現場と取り組まないといけません。
覚悟する機会がこの地鎮祭。私のこころの中での宣誓する機会が地鎮祭です。
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by sogatoru | 2014-11-12 13:59 | デザイン | Trackback | Comments(0)

FLライトの弟子、遠藤新設計 加地邸見学

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FLライトの弟子、遠藤新設計 加地邸見学
今、神奈川県葉山町の「加地邸」(遠藤新設計/1928年竣工)の展覧会「加地邸をひらく-継承をめざして」を開催しています。
照明器具から家具に至るまで総合的にデザインされた重要な住宅建築であり、隅々にまで意匠を凝らした作品です。今回、所有者の意向により、期間限定で公開されることになったそうです。
週末しか開放されていませんが、久しぶりに一見の価値ある建物を見ることが出来て幸福な一日となりました。
85年前に完成した木造住宅が、いまだ健在であり、キレイに保存されています。完成当時のままの姿で残っている事に驚きです。
確かに裏に周ると、アルミのサッシに変わっていたりしますが、正面に関しては当時のままです。
階段で上下に変化させる空間構成はさすがです。広くなったり狭くなったり、高くなったり低くなったり、心地よい空間の連続感を感じます。個室空間どうしをつなぐような仕切りの建具はありません。囲わざるして囲う、仕切らざるして仕切る手法がなんと日本人的なのかと思います。いかに心地良いかが伝わってきます。
今の住宅設計では床のバリアフリーが当然のように条件にされますが、加地邸はそもそも山の高台に建っているということもあり、(高齢者)足に負担のかかる階段によるデザインは最初から免罪符をもらっての設計、羨ましい設計環境です。
水が高い所から低い所へ、流れるように、リビングが一番低い場所に設定されています。他の空間(場所)に移動するたびに階段で、折れ曲がりながら、上下にも移動します。流れる様につながる空間であり、そこが仕切りの空間です。その廊下や前室が建具と同様な意味合いになるのでしょうか。他の場所に移るときの気持ちの整理や切り替え、準備、心構え、結界、礼儀、高い精神性を感じます。

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by sogatoru | 2014-11-12 13:56 | デザイン | Trackback | Comments(0)

忘年会の季節です。にんにく注射を打ちました。


高齢・恒例の忘年会の幹事役として、おたよりメールを考えていました
「そろそろまた恒例のあの季節になりました。
本当に1年は早いものです。あっという間の1年ですが、されど1年です。きっとお互い、内容の濃い何かがあった筈。お互いに生きた証を、伝え合いましょう。確認し合いましょう。
桜の花のように見事に散るからこそ、花見があり、人に感動を与えられる。
私たちは間違いなく死に1年ずつ近づいている現実を把握し、残されたわずかな時間は世のため人のために生き、幸せを感じながら、安らかに、惜しまれながら死にましょう。」

一年を振り返る行事のお誘い後、今年も忙しかったなぁ~、アベノミクスのおかげもあり、昨年よりは良い年になったなぁ~ と一瞬ですが、前から後ろへ思考が変わった瞬間、気が緩んでしまったのか、 いっせいメール送信後、急に具合が悪くなってしまいました。
家内の進めもあり病院に行き、プラセンタ、と、にんにく注射の2本、静脈注射へ、はじめて打ちに行きました。
とたん、鼻からにんにくの香りがしてきます。それだけでパワーをもらった気がします。一瞬スーパーマンに変身した気がしたのですが、体調の事も考え今日は早めに寝ることにしました。数時間後、激痛とともに目が覚めました。足がけいれんし、硬直していました。こんな事は何十年ぶりのことでしょう。学生時代部活でしごかれた後に一度か二度経験しましたが・・・、これが注射の副作用なのか、身体が驚いてしまったのか?しばらく軍士黒田官兵衛みたいな、片足を引きづりながらの、歩き方になってしまいました。
飲み会の続く季節です。悲しいかな、体調管理が年々難しくなってきました。こういう薬に頼らないとついていけなくなった自分に残念!
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by sogatoru | 2014-11-10 16:05 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

ラーメンとデザイン


無性にラーメンの食べたい日があります。とくに飲んだ次の日がそうです。今日は久しぶりに昼からその気になり、行ってしまいました。 「かいざんラーメン」 
私的にはカロリー的にはアウトですが、それを押しても行きたくなる理由は、いつ行っても、味が一定していて、質が落ちていません、また時間も早いし、接客対応も丁寧だし・・・。つまりサービスが安定しています。感心します。
数十年前にくらべたら、昨今、どこのラーメン屋に飛び込みで入っても、さほどがっかりするような、後悔するほど、まずい!と悲しくなるお店が少なくなった気がします。決して年のせいで舌が狂ったわけでないと思います。それはなぜか?間違いなくまずいお店はつぶれるし、ラーメン番組やFBなどでいろんな店、さまざまな味が紹介され、ラーメン界そのものが向上していったのだと思います。ラーメンはどこで食べてもそう値段は変わりません。スペシャルでも1000円前後です、そしてお店の造り方だって、そんなに高級なものなどないし、作業員だってたいがい2~3人。旨い店は店主のこだわりがお客さんに伝わって、行列が出来るとますます反響を呼び、「ここはなにか違うにちがいない」と期待感を与え、味以外の部分でも「違うなぁ~」のイメージが膨らんでくる。いつしか他の店と違う部分探しをしている状態になる。それが食べる前の興奮となり、いざラーメンとご対面となった時にはドーパミン全開での「真剣勝負」が始まる。食べ終わった時、一戦を終えた恍惚感に浸り、また常習者に変身する。年をとると食べ終わった時、胃がもたれ少し後悔する。 その様はまるで男女の営みのようである。
いつもそんな想いでラーメンを食べながら、「設計事務所と同じだ」と、自分に気を吐いております。
設計料など、どこの事務所もそうたいして変わりませんが、作られる建物はデザイン次第でとガラッと変わります。
どうせなら行列の出来る、選ばれる設計者になりたいものですが、しかしラーメン屋と違って、本当に行列が出来たり、並ばれると現実的に不可能です。しかし食べる前の期待感、他の店との違いの演出、については参考になります。
こんな日常的生活の中にも向上心がそそられる発見があります。日々勉強です。
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by sogatoru | 2014-11-05 19:48 | 独り言 | Trackback | Comments(0)