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今年1年、ありがとうございました

来年で、独立開業7年目を迎えますが、あっという間の7年です。
7年目で検索すると「浮気」しかでてきませんが・・・。笑
どんな1年目だったのか?一言で総括するのは難しいですが、
設計内容についても、昨年9月の消費増税前の駆け込み契約案件が次々と着工していき、もっか、完成に向けての産みの苦しみを味わっているところです。もちろんそれも楽しいものです。
しかし春先の、資材の高騰のために、あるいは過去の反動なのか型枠大工などは異常なくらい高くなり、ほとんどの現場で起きた、着工前の追加金額の処理で翻弄した経験は一生忘れない、深く胸に刻まないといけない出来事だった。たったの半年で10%~20%近くも高騰しました。
もう鉄筋コンクリートのマンションはできないのではないか?と思えるほどだった。
その後、資材の高騰のあおりを受けて鉄筋コンクリートや鉄骨造に代わって、木造案件が圧倒的な勢いで増えてきた年でもありました。
きっとこれは全国的に言える現象ではないでしょうか。
設計のサイクルが早くなってしまい、目の回るような時間間隔になってしまい、もっと落ち着いて設計しないと、品質が低下する恐れがでてくる不安に駆られたものでした。
やはり基本に帰って、受注設計案件の内容のバランスを計る必要があります。
高層と低層とうまく両立していこう。そう思える1年でした。
結果、当社のメンバーの成長もあり、木造の戸建てから3階建てアパート、さらに高層の鉄骨造、RC造と、さまざまな案件が処理できる、強い体質になったと思います。
1月には当社の建売住宅案件が出来ました、PJの成功を納めることが出来、自信がつきました。次に、3月に完成した西葛西7の完成は、今年1年、幸先の良いスタートを切るにふさわしい、デザインの勢いを頂きました。
私にとって気合の入った案件でした。久しぶりの最上階オーナールーム付きの複合ビルで、場所的(私が前に在籍していた会社のそば)に絶対に完成度の高いものにしなくてはいけない建物でした。
手ごたえのある満足のいく建物が出来ました。
そして瑞江2計画、日本橋計画ともの2年以上の歳月をかけて、ようやく完成することが出来ました。2棟ともに完成度の高い建物です。
実りの多い年になったのではないでしょうか? 結実の年と呼ぶにはまだまだ早いですが、次にジャンプするには良いタイミングのような気がします。
来年はさらに大きく、飛躍できる、わくわくする、予感がしています。しかし、幸運の時こそ、足元をよく見て、慎重に。
今年、1年(ブログでは書ききれないほどの出来事)いろいろありましたが、関係者の皆様ご苦労さまでした、そしてお客様の皆様、ありがとうございました。感謝いたします。
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by sogatoru | 2014-12-27 16:11 | 独り言 | Trackback | Comments(0)

日本橋もなんとか、ギリギリになりましたが、終わりました ホッ!

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まだダメ工事が残っていましたが、とりあえず引き渡しです。
こちらも設計を初めてから足掛け2年以上かかって、完成しました。
お施主様はもともと、昔はこの地に住んでいらした方です。思い入れもほとしお、息子さんの代に、禍根を残さず、受け継いでもらうためにも、きちんと、新しく建物にして、残していきたい、という強い意志を感じました。
私の両親よりも年上のお施主様です。元気なうちに完成できたこと、今、ほっとしています。
実は瑞江2のお客様もご高齢で、相続対策もかねての計画なので、お施主様が元気でいてくれないと困るのです。
今年の冬は特に寒かったので、現場にこられる時は心配でした。
小伝馬町はまだ江戸の風情が残っている町で、今でも問屋が多く、古くからある町特有の土地の権利関係も複雑で、未だに老朽化した住宅も、数多く残っている町並みでもあります。屋上から撮った写真を見ると解るのですが、周辺は築50年以上も昔に建てられた家が多く存在しています。そして高齢の方がいまでも住んでおられます。
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日本橋界隈の不燃化事業にもかなりブレーキになってしまっている現実がここはあります。
しかしお施主様が幼少期に暮らしていた思い出もこういう場所にあるということですから、その記憶を消してしまう建設、街造りに協力している私の気持ちも、複雑です。とは言っても、新しくしないといけない現実もある訳ですから、こころを鬼にして、推進してきました。周辺に住む高齢の住民の皆様には大変、ご迷惑をおかけした建築でした。
これでしばらくは静かな町に変わります。ご迷惑をおかけしました。静かな新年をお迎えください。
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by sogatoru | 2014-12-26 10:08 | デザイン | Trackback | Comments(0)

 ラロッサミエル 瑞江2丁目計画 完成

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ようやく出来ました
これで終わると思うと、さみしい限りです。
瑞江の区画整理地内での建設でした。道路はまだ一部工事中です。
今回のオーナーはいくつもの賃貸物件をお持ちの方で、過去の失敗事例からの教訓をいくつもお持ちで、微に入り細に入り、こだわりのディテールが満載の建物になりました。
私も勉強になった建物です。

もう2年以上も前になりますが、数年ぶりの、突然のお電話から始まったPJでした。昔のお客様からの、突然のお電話の内容はたいがい、そのほとんどが、建物に異常が発生したことによる相談事が多いのですが、今回に限り、嬉しいお仕事のご依頼の電話でした。携帯電話の番号を、覚えてくださっていただけでも、とても嬉しかった事を覚えています。
いい仕事をしよう!。いい仕事をしなければ!お客様の気持ちに応えよう、報いよう。当時の手帳に書いてある誓いの言葉。今日、ついに達成することが出来ました。お客様は私以外の違う設計士もご存じだし、いくつもの建物の建設を経験し、それでも、私を思い出してくださり今回ご指名をしてくださった。
私の場合、お客様のほとんどがリーピーターです。常に手を抜かずに、さらに上を目指して、という精神で挑まないと、縁が切れてしまいます。私を頼りにし、必要としているお客様には特に気合が入ります。逆に言うと、私でなくてもいいお客様に対してはモチベーションが一気に下がります。退屈な時間の浪費は順番を待ってくださっているお客様に対し申し訳ないと言う思いになります。つまり設計士を活かすも殺すもお客様次第と言うことになります。
建物が完成する瞬間、さまざまな想いが頭の中をよぎります。良いデザインはお客様を喜ばせ、エネルギー、活力を与え、そうでないデザインは逆にお客様を殺してしまいます。その場合、私も道連れです。
今回、引き渡しの時、お客様の笑顔が全ての心配を払拭してくれ、今までの労をねぎらう言葉を頂戴し、PJの大成功を象徴する笑顔でした。この瞬間のために設計と言う仕事をしているのが設計者だと言っても過言ではない。私はまさにそうです。お客様との良い関係が一番の喜びです。設計士は単純な生き物です。お金のためではなく、気持ちで良い仕事が出来る、頼りにされれば頑張るし、そうでなければ気持ちが離れる。
建築家F・L・ライトを思い出しました。惚れてしまった施主の奥様のために名建築を残した後、すべての名誉、地位、財産をすてて愛の逃避行に走る。しばらくは業界から干されるが、晩年復活する。自分の気持ちに素直で単純な人間です。そういう人でないと最高のデザインはできないのかもしれません。
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by sogatoru | 2014-12-19 10:49 | デザイン | Trackback | Comments(0)

末永君 12月7日 亡くなる


末永君 亡くなる
青天の霹靂 上り坂下り坂・まさかの坂ってあるものです。
20年ぶりの再会を果たした直後に逝ってしまいました。もちろん私にとっては初めての経験でした。
あんなに楽しそうに元気に振舞っていたのに。
深夜まで、お酒を飲んでいたのに。
翌朝、突然お亡くなりになり、警察から連絡があり、事情説明に行ってきました。
遺体が病院ではなく警察にあるなんて想像もつきません。
まさにきつねにつままれた感じとはこの事。
20年前、彼とはスターツ設計部で一緒でした。先輩後輩の間でした。ほんの数年の間でしたが、当時はバブル期という超多忙時期でもあり、今となっては、彼がなんで退社したのかさえも、その理由もおぼえていない。しかしアクの強い性格だったせいか、記憶だけ残っていた。
偶然にも先日、民間審査機関で、バッタリ会い、「お久しぶりです」と声をかけられ、「じゃ来週にでも飲むか?」
今思うと、まるで20年間のブランクを感じさせない軽い会話で決まった忘年会。
そして飲みながら、私の携帯の登録から、20年間の空白の時間を埋め尽くすかのように、知っている相手に、電話をかけまくる。
小〇に会いたい、オオ○○に会いたい、イケ〇に会いたい、ヨシ〇に会いたい、残念ながら、残っている同期も少なかったし、みんな番号を変えていて、あまり繋がらなかった。
それでも、退社してから、誰とも連絡を取っていなかったと言うのは、たったの2年で退社してしまったことに後ろめたさを感じているからだろう。しかし会社に残っている方からすると、さほど気にしていないのだが。
これは自分もそうだったからよく解る。
もっとその辺も含め、もっと話合いたかった。
まだまだ話足りない
積もる話が山ほどあったのに、
デザインの話なんかまったくしていないうちに、
    ・
「これからよろしくお願いします、先輩」と、帰り際、改札の前まで駆け寄ってきて、固く強く握手を交わしてきた。目に涙を浮かべて感謝されるほどの事は何もしていないのだが、あの握手は今思うと・・・・。今生の別れの意味だったのではないか?と思えるほど心に引っ掛かる。
ご冥福を祈ります
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by sogatoru | 2014-12-09 17:30 | 独り言 | Trackback | Comments(2)