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新人募集 応募しようと思っている方への、はなむけの言葉

現在進行中のPJをご紹介します
なぜ今、紹介するのか? 実は今月末に新たに新人を募集しようと思っています
千葉キャリという求人雑誌に28日から掲載されます
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意匠の設計事務所は非常にめずらしく初めて掲載されるようです。
(構造設計や設備設計や積算事務所、ハウスメーカーの設計の募集は頻繁にありますが、)
その人達のために、少しでも、当社の雰囲気や仕事内容を解りやすく、伝えたい、その一心で発表します。
当社は地元ではかなり珍しいタイプの設計事務所です。(私はこれが普通だと思っていますが、)
新築案件しかやっていません。耐震改修とか、木造の建売のための確認申請とか、図面の下請けとか、そういう作業はいっさいやっていません。
全てが、オリジナルの一品生産のデザインです。
たとえ木造の住宅でも、時間をかけて模型を製作し、外観パースを作成し、丁寧な一品生産の仕事しか受けない設計事務所です。それでも飽き足らず、年に一回くらいは、土地を仕入れて、デザイナー住宅として販売したりしています。
それは、設計事務所として、若手のスタッフの足腰を強くするため、社内のデザイン研修の目的もあり、若手のガス抜きの意味もあり行っています。
他人(クライアント)の要望に応えるのはもちろん大切なのですが、いつも理解されるわけではありません。
棚板にしても手すりにしてもディテールのお話で、薄いとか軽いとか存在感を消したい、とかこちらの思惑と必ずしもクライアントの指向が一致するわけではありません、たいていは逆です。クライアントも大金をかけるわけだから厚くて重くて存在感のある方を喜びます。 自由に考えてデザイン出来できるのが当社の仕込み案件の特徴になります。
しかし今は残念ながら業務多忙につき、それは出来ていません。
今追われている仕事の設計内容は主にショールーム、商業ビル、マンション、アパート、と多岐にわたっていますが、新築案件の設計及び監理がほとんどです。これにリノベーション工事が最近増えてきました。事務所や店舗の内装をカッコよくしたいというご要望のクライアントです。
どんな案件でもデザインの骨子は私がまとめますが、その後の作業のほとんどが担当者に一任されます。
途中のチェックはもちろん行いますが、割と自由に担当者の意見が受け入れられる環境です。
人間の能力は人によって違います たとえできない人であっても好きな設計を仕事に選ぶ権利はあります。夢をあきらめず好きなことを見つけ、今出来る事、目先の事に専念する、そして寝食を忘れて熱中する事、耐えて続ける事、遠い未来を心配しても何も始まりません。老後のことなんて気にしないで、今を熱く生きましょう。
昔、建築家中村好文さんと地酒を飲みながら伺った話ですが「建築の道は山登りに似ていて、みんな山頂を目指してのぼりますが、途中で、ギャンブルだったり女性だったり、さまざまな困難や誘惑に負けて、あきらめて、腰を下ろして休みます、でもそこで見える景色もそれなりに幸せなものです。なにも頂上に登る事だけが人生の目的ではない」
当時私が不動産屋の設計部と呼ばれている環境にいた時に、熱く建築を語っている私に憐みの想いでおっしゃってくれたのでしょう。でも「俺はまだ頂上をあきらめてはいない」と内心でそう思いました。

以前採用活動をした際に感じたことをまとめています。
若い人へ向けたメッセージです。
ぜひ一度読んでみて下さい。


以前入社してくれた新人の方へ向けた、はなむけのメッセージをブログに書きました。
気持ちや心構えについて書いています。


私のデザイン一筋30年を迎えた所感です


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by sogatoru | 2015-04-28 18:43 | ニュース | Trackback | Comments(0)

コルビジェが完成

建築家 安藤忠雄さんの愛犬の名はコルビジェだそうです
建築をやっていないと誰も知らない名前かもしれません
(ダルビッシュのほうが解りやすいと言われました)
私も建築を志したきっかけはコルビジュエの作品集でしたから、いつかは気軽にこの名前を言えるようになりたいなァーなんて思っていましたが、ついにその時が到来しました。
初めて所有することになったアパートの名前に、ついに「コルビジェ」と名付けることができました
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デザイン的に、全くコルビジェとは関係ないですが、初めて建築を志した時と同じくらい感動をしています。
若い時は不安でいっぱいで、一生をかけて夢中になって、寝食を忘れて続けることができる職業につきたいと願望していた。その頃の心の支えがコルビジェだった気がします。
いつも感じていたことですが、実際に体験しないと解らないことが多いのがこの世界。
戸建ての住宅設計にしても、マンションを買って住んでいる設計士に提案されても、心に響かないと思いませんか?ましてローンを組んで、土地を買って、設計をして、完成するまでの一連のドラマは体験しないと、その大変さ、心境の変化は、なかなか解りません。 
アパート建設も同じです。 土地を探して、企画して、銀行に掛け合って、ローン交渉をして、設計して、工務店に見積もりを取って、着工して・・・・
完成するまでにいろいろトラブルが生じます。近隣問題にしても、(間違いなく儲からない仕事ですが)、外から見ると羨ましいと思われるのでしょうか、目隠し等いろいろ注文されますし、騒音、誇り、無断駐車等、ご迷惑をおかけするので、心労が絶えません。謝る事ばっかり、あげくのはてには工期も遅れ、入居もあぶなくなるし・・・、さらには追加追加で、エッ!と驚く話が続きます。
賃貸の会社からは「遅れたら遅延金ですよ」と脅かされ、施工会社からの遅延による延滞金は四会連合の約款により数千円程度のすずめの涙  お話になりません。
設計事務所として、クライアントの代わりに作業するときの心境と建て主(当事者)としての心境とは全く違います、ズシッと胃にくる感じです。石が胃袋に入った感じとでもいいましょうか?
その石が今ようやく消えてスッキリした感じです。
そして本日、施工会社からのお招きで打ち上げパーテー(実はここの蕎麦屋つだぬまや  も当社設計) 店長から差し入れの地酒もこの日のために用意してくれたもの。
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すべてにおいて、やってみないと解らない(初)経験でした。
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by sogatoru | 2015-04-17 15:16 | プロフィール | Trackback | Comments(0)