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今のお気に入り・有孔折板シリーズ第一号完成

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有孔折板シリーズ第一号。 レガーロ完成 千葉駅から徒歩1分。
徹底的にコンクリート打ち放しにこだわったマンションです。それも内外打ち放しです。もちろん外気に面する部分は断熱していますが、それ以外の構造躯体は、全て、コンクリートのままの仕上げです。
やはり、仕上げがクロスの建物と比較すれば、夏は暑いし、冬は寒いでしょう。
しかし、それでも住みたくなる部屋とは何なのか?をテーマにデザインしてきました。
もちろん、コストを抑えた結果なのですが、駅徒歩1分の場所だからの可能性にかけました。
今回だけは、入居者層を若い人だけに絞ったデザインにしました。
オートロックや乾燥機と追い炊き式のUB、ガスコンロ付きキッチン、洗髪洗面台、ウオシュレットトイレ、室内物干し、
ファンシーバー、宅配BOX等、限りのある予算で可能な限りのチャレンジをしたつもりです。
打ち放しの仕上がり具合も、決して安藤忠雄作品までの精度には至っていませんが、極力補修せず、ありのままの姿で魅せようと決意した結果です。潔さが出ている気がします。
ジャンカやコールドジョイントも味です。結果的にはキレイすぎる打ち放しには無い迫力があります。これぞ、「ザ・本物」の生っぽいというか力強さがあります。
共同住宅で、ここまでの打ち放し仕上げに徹底的にこだわった現場は、初めてでした。
結構勇気のいる判断です。
たまたま今回、立地も良かったし、クライアントも若く感覚的にも賛同を得られたし、あまり打ち放し仕上げに抵抗が無かった事が幸いしました。
高齢な方だと、やはり、未だ、好まれない仕上げでもあります。
20年近く昔の話になりますが、江戸川区役所の建築指導課に完了検査をお願いした時、打ち放しを仕上げとして見てくれなくて、未完成だから仮使用申請だ、指摘され、雑誌「新建築」の安藤作品を持って行き、声高に訴えた事がありましたが、今でもお年寄りの方には抵抗のある仕上げです。
まして、外部に使用した素材が有孔折板といって、防風、防雪、防災フェンス、あるいは目隠しの用途で使ったり、光と風を通す目的で、良く土木で使う材料であることも、年配者には抵抗のある素材のひとつです。
今施工中の第2弾はカラーの有効折板にチャレンジしているところです。
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by sogatoru | 2016-03-31 10:07 | デザイン | Trackback | Comments(0)