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新小岩の案件が2棟とも、無事完成させることができました

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実施設計中の木更津ワシントンホテルも順調に進んでいる。今それ以外でも、ホテル計画がどんどん増えてきている。
先週、国交省から容積率の緩和(アップ)のニュースが流れたとたん、今すぐにでも計画を始めたい!とあせるような問い合わせまで来ている。
しかし、施行されるまでに相当、法令の細目の準備に時間がかかるので、おそらくこの先、約1年はかかるでしょう。
民泊の話も依然と多く、他社の動向をみても、ゼネコンやデベさんの動きが風見鶏のようでわかりやすい。どうしていつもこうも同じ方向にいっせいに舵を取るのでしょう。
需要があると知るといっせいに、突き進む、我先にと。
当社のような小規模設計事務所には限界というものがあます。もうできません。いっぱいいっぱいです。
平たく広く、いろんなお付き合いをしていきたいのです。断るのが嫌いな性格が災いして、ついつい受けてしまって、パンクしそうになる。
そういう時に限って、リフォームやら、増築やらの、懐かしい人からの依頼が重なるものです。せっかくお話を持ってきて頂いているのに、なんとか期待に応えたい、そんな一心で日々(特にここ2ヶ月くらいはとくに)、まい進しています。さらに悪いことにメンバーの多くが1級建築士の学校に通っており、残業もさせられません。なんたって総合資格に授業料¥80万円も払っていますので。落ちたら無駄になります。それはかわいそうです。私一人、休みを返上して、覇気をはいています。
そんな中、やっと新小岩の案件が2棟とも、無事完成させることができました。うれしい次第です。とくにオーナールーム付の7階建ては、大変な労力でした。当社の設計担当者が訳あって大阪の実家に帰るにことになり、私が引き継ぎました。失敗するとその彼にも迷惑がかかるだろうし、踏ん張らないと! そんな想いが通じてか? 久しぶりの大ヒット、ホームランでした。良い作品が完成しました。
お蔭様で、長く続けてきた、ダミエシリーズの集大成的な案件になりました。
私にとってちょうど10棟目のダミエ作品が完成です。
とくに7階建ては、監督の能力が高かったおかげで、私の要望どおりの仕上がり具合になりました。
非常に残念なことに、同じようなデザインが近くに建つと、比較できるせいもあり、良し悪し、明暗がはっきりします。6階建ては少し残念な結果になりました(賃貸の建物としては普通なのですが)
いつも当社新人や新人監督さんにも伝えている話ですが、建築の基本は、「水平・垂直・等間隔・合わせる・そろえる」それに「見切り・ちり際・縁を切る」そこに注意を払う。
監督のセンスが感動を与える建築には必要不可欠なのです。設計者だけがいくら気を張っても、図面を書いても、間に入る存在である現場監督にセンスがないと、うまく職人にその気持ちが流れていかない。伝言ゲームのようなもので、見苦しい仕上がりになってしまいます。
センス、感性ばかりは、なかなかうまく教えられないものです。うまく伝えられないものです。
タイルの目地の幅からその色に至るまで、指示してもその通りには行かないし、「能力的に出来ません」と言われれば、お手上げです。
平滑さ、綺麗さ、等、その加減、程度についてまでは図面には表現できません。
陸上競技のリレーと同じで上手にバトンを渡せないと勝てません。


「上手にキレイに完成させる」
日常生活における人間関係についてもまったく同じことが言えます。
「ちり際の美学」というと大げさな話ですが、どんなにすばらしい人間でも、良い行いをした人であっても、晩節を汚すと、すべてが仇になります。舛添さんも残念な「ちり際」でしたが、「最後の詰め」をしくじると、すべてが失敗となってしまう。
だからこそ緊張の連続が重要であり、一時たりとも気が抜けない、のがこの現実世界です。
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by sogatoru | 2016-06-24 10:44 | デザイン | Trackback | Comments(0)