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手のスピードでしか脳はついていけないのかも?


最近iPadの是非についてをTVで良く見かけます。
私も、時代の変化についていけそうにない旧タイプの人間だと感じています。 本は手にとって読まないとどうもしっくりしない。病院や美容院などの待ち時間中の雑誌程度ならいいですが。 「もうここまで読んだのか?とかあともう少しで終わりか・・。」などあるいは、重要な部分は赤線引いたり、隅にちょっと感想を書き込んだり・・、やはり手の感触とかどうしても身体感覚から抜け出せない人間だと思っています。
またびっしり詰まった本棚に囲まれた時の心の豊かさは捨てがたいものです。
図面もそうですが、コンピューターによるCAD図は逆立ちしても、昔の人が書いた手書きの図面の迫力にはとうていかないません。
説得力というべきか納得させられる力というべきか? 何度も書いたり消したりした痕跡から受ける格闘の経緯が伝わってくる手書き図面には魂というか根性というか執念というべきか、単に施工に関する図面情報以外のものが伝わってきます。
どんなに時代が進んでも、どこかついていけそうにない身体感覚を感じているのは私だけでしょうか。(話しが飛躍しますが) どんどんデジタル化が進むと、『デモリションマン』という1993年に公開されたスタロ-ンの映画を思い出します。性病に感染する危険を避けて、性交渉の代わりに脳に信号を送り、疑似体験ですませるシーンがありました。(笑)
なんとつまらない!
先日、徳永英明のボーカリスト4のCDをまた買いました。これで全部揃いました。
どんなに時代が進んでも、昔を懐かしむ瞬間を感じ、アナログ時代の良さがひしひしと伝わってくるような、そんな音楽を聞きたくなるのが人間の性なのでしょうか。
by sogatoru | 2010-05-20 16:07 | 独り言
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