巨大な掘削で・・・・かなり怖いものです

NHKブラタモリという番組で、新宿西口の現在の超高層街あたりが、かつて淀橋浄水場だった頃の写真を見て「なるほど」と思いました。戦時中は空爆されるのを心配し、地図上はただの公園だった。タモリが出ている番組ですがお笑い番組ではなくまじめで久しぶりに勉強になった番組です。
私が関わっている西新宿1丁目ビル(ルミネのそば)の中間検査が先月末無事終了した。それは地下4階(地上55m)の計画ですが、なにしろ地下25mまで掘削し、岩盤に建物を載せる構造なので、その一番低い所に立って上を望むと、おおよそ8階建てのマンションがスッポリ納まる深さになっています。我ながらゾクゾクします。
地下4階の基礎にあたる底はマットスラブといって深さ4m弱の分厚いコンクリートです。その中には直径25ミリの鉄筋が縦横200ピッチに組まれた金網状になっている。通常の鉄筋コンクリートのマンションの柱や梁の主筋の太さに使用する太さです。山留めと言っても敷地周辺を、コンクリートの杭をびっしり連続して打ち込む大掛かりなものです。
その山留めですが、床や壁からあまり水が湧いていない。土圧からして、地下水位よりもっと深く掘削しているので、相当、水が出ると思っていたが・・・。
その件で、中間検査時、高齢の検査員が言っていたセリフが的を得ていました。
 「甲州街道は昔、川だった。だからこのあたりの水みち(地下水の流れ)は向こう側、つまり道路側なんだろう。こちら側に水が来ない理由はそこらへんだろうね。」
さすが昔お役人の博学の検査官ならではの話。
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by sogatoru | 2010-10-26 18:02 | 建築まめ知識 | Trackback | Comments(0)
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