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毎年、高齢(恒例)の忘年会 

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私の両隣の方は、それぞれ(ベートーベン風が)64歳、(黒川紀章似が)58歳、古い話ですが、私の結婚式の主賓です。このお二人がいなければ今の私はいません。間違いなく人生にくじけていたでしょう。このお二人にしてもらった事を今度は、私が若い人に返そうとしています。1年ぶりに会うと明るい話、暗い話、さまざまだが、景気の悪さについては、みんな同様にひしひしと感じているようだ。一番のショックは、ついに仲間からひとり失業者がでてしまったこと。今、ハローワークに通っているという。
実は、当社は先先週からネットの人材募集に掲載している。
リクナビネクストに出して、もう3週間目になりますが、かなり大勢の方からの応募がありました。
面談して解るのは、やはり「設計の仕事がすくない」ということ。会社に行ってもやる仕事がないというのは辛いものです。資料の整理とか、今日は何をしようか?と考えている毎日だと言う。ならコンペでも参加すればいいのに!と思うのだが、・・・明日の生活もままならない状況で、コンペに参加する精神的余裕もないと言う。確かに家族がいて、明日の生活を考えると、悠長にコンペなど・・・。辛い現実です。
明るい話は、私達の知り合いのお子さんが女優で成功しているということが解った。先週観た、宇宙戦艦ヤマトにも出ていた。マイコだ。
その知り合いと言うのは、リックさんというアメリカ人の建築家です、そのお子さんだと言うことが解り、急に親近感がわいてきました。
実はそのリックさんは、私がサラリーマンだった時に、会社で輸入住宅デザインの商品化PJに協力してもらい、長期間に渡り、かなり案を作ってもらったにも関わらず、一銭も払わずにお別れしてしまったので、ずっと心残りだったという辛い思いがある。当時担当していたHR出君も、「すみません、会社の判断なので、・・・」と申し訳なさそうにしていた。風のたよりで、リックはかなり怒っていると聞きました。
紹介してしまった私の責任もあるので、HR出君が悪い訳ではないが、これからTVや映画でマイコさんを見るたびに、「リックさんごめんなさい」と心の中で謝るに違いない。
結局、暗い話の忘年会に尽きたようだ。(笑)
by sogatoru | 2010-12-11 17:18 | 趣味
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