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あけましておめでとうございます


平成28年1月1日
安倍内閣総理大臣 平成28年 年頭所感
石の上にも3年 築城3年落城1日 という比喩を使いながら説明されていました。
今までの努力はそのまま引き続けて、しかし天狗にならず、初心に戻って丁寧に、慎重に。その精神を大切に、今年一年設計活動していきます。
新年の豊富で、何か、特別に新しい目標があるわけではないですが、チャレンジ精神だけは失わずに、気持ちの若さだけは保ちながら、活動していきたいと思います。
今まで、年にひとつくらいはビッグプロジェクトがありましたが、昨年だけはあるビッグプロジェクトが途中頓挫してしまい、結局中規模な案件だけになりましたが、逆に案件数が多くなったり、急な退社するスタッフもいたりして、一時期てんてこ舞いになりました。
今年は、年頭からホテルのプロジェクトが始まり、その設計環境を中心に体制を整えて行くことになります。しかし今まで通り、共同住宅、個人住宅も、絶対に手を抜かず、丁寧に、昨年同様、引き続き、楽しみながら設計をしていきたいと考えています。

昨年は人を育てることの難しさ、また育てた後に更に高みを極めさせるためにスタッフとどう向き合うか?その難しさを実感しました、この業界の特徴でもある独立思考の強い人材ほど実力がのびる傾向、現実があります。それは独立目標を前に必死に学ぼうとするからでしょう。
やはりどんなに学歴が高かろうと、必死になれる人間(凡人)には叶わないということです。いかに必死になれる設計環境を用意できるか? が私の仕事になります。そもそもそんなに育てることに意味があるのか?という疑問も残りますが、仕事というのは任されないと必死にはなれないものです。任せるというのはこちらにも勇気がいるものです。私の個人名で活動している事務所ですので、クライアントは私にお仕事を依頼されているわけですし、スタッフにではありません。任せて失敗することもあるかもしれませんが、そうならないように常に隅々まで目を見張っていないといけません。今こうして、幸せを噛み締めながら、大好きな設計という仕事を通して社会と関れている事に感謝です。またこんな凡才だった私を設計事務所の代表になるまでに育ててくださった諸先輩の方々、お客様、友人、そして家族に感謝です。その感謝の想いを今度は私がお返しする番です。そんな想いから教育しています。
残念ながら恩を仇で返す不届きものも中にはいましたが、私も万能ではないのでどうにもならない、変えられない現実もあります。可哀想な人間にならないように道を示すのも私の仕事です。
by sogatoru | 2016-01-01 22:00 | プロフィール
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