人気ブログランキング | 話題のタグを見る

街に元気を与える建築現場のもつ意味

大変ありがたいことに、今船橋駅前に工事中の現場が3棟もあります。駅前に立って周囲を見渡すと、残念な事に本当にマンション工事中の現場が少なくなりました。建設業界の景気の悪さをひしひしと感じます。その3現場の定例会議中に1時間ほど余裕が出来たので、しばらくぶりに床屋にいきました。そこでの事です。まず案内されるがままイスに座る。上からビニールのマントを着せられる。そしてメガネを外された。その時、私を担当することになった、若い茶髪の女性理容師が「以前西葛西にいませんでしたか?」 この瞬間の約3秒間程度、私の感ピューターは北朝鮮のサイバーテロにでも遭ったような・・・。
昼間正業についていて、夜働く女性が多かった西葛西の街。しかし不覚にもメガネを外されてしまっていたため、ハッキリと顔を確認できなかったのが災いして、余計にドキドキしましたが。その女性がいたのは私がよく通っていた西葛西の床屋でしたが(ひと案心)、昨年暮れに閉店したそうです。いろんな業界に不景気が蔓延している現実にうんざりします。建築の現場は人間の活動力というか町の元気さも表現しています。建築現場のない街は成長の止まった死んだ街の匂いがするものです。決してそうさせてはいけません。帰り際駅前ペデストリアンデッキから見た私の現場の光景を見てしみじみそう思いました。
街に元気を与える建築現場のもつ意味_d0153211_11592757.jpg

by sogatoru | 2009-07-10 12:00 | 独り言
<< 幕張インターナショナルスクールを見学 女優のあいはら友子さんがいらっ... >>